RSNA2018 Now on Report!@渋川周平先生(東海大学医学部付属病院 放射線技術科) part1

RSNA2018 Report:RSNA2018 Now on Report!
2018.11.27

私は今回が初めてのRSNAですが、残念ながら天候には恵まれず、やっとの思いで会場にたどり着きました。しかし、会場内には多くの人と熱気が溢れており、これが世界最大の放射線関連学会であると再認識しました。私はPHYSICSという分野でhard panel posterの発表があるためポスター掲示へ足を運びました。興味のあるdigital Scientific Posterの演題と合わせて主にポスターを拝見しました。RSNAではhard panel posterとdigital Scientific Posterが同じ分野でまとめられていることが印象的でした。ISMRMの経験が幾度かありますが、ポスター形式によってエリアが分かれており、こういった形式は見かけたことがありません。興味のある分野をまとめて観ることが出来ることは魅力的だなと感じました。最後に臨床応用が今後期待される演題を一つご紹介します。

Non-Contrast-Enhanced Dual-Energy Computed Tomography (NE-DECT) for Acute Ischemic Stroke Before and After Endovascular Thrombectomy Treatment
非造影のDual-Energy CTで脳梗塞の患者さんを評価しています。X-mapと呼ばれる画像ではDWIに近い情報が得られており、臨床応用が期待できます。