RSNA2018 Now on Report!@靍岡慎太郎先生(愛媛大学医学部附属病院)part1

RSNA2018 Report:RSNA2018 Now on Report!
2018.11.26

初のRSNA参加に期待を膨らませ、シカゴへやってきました。
時差ボケの倦怠感を感じつつ、11月25日初日は早朝より会場のMcCormick Placeに向かい、OPENING SESSIONに参加しました。朝早いセッションに関わらず、多くの人が既に集まっており、この学会への関心の高さが感じられました。講演の2つは、やはりAIに関係する内容。総合司会も務めるVijay M. Rao氏には、”Total Imaging Care”というこれらかの放射線科医が向かう方向性、そして30年後の考えられる日々の仕事スタイルをご教授いただきました。AIをいかに理解し、生かしていくかが放射線科医としての務めだろうと再認識しました。
午後は「Patterns of Regional Lymph Node Recurrence After Definitive Radiotherapy for Cervical Cancer Patients」のTitle で、digital Scientific Postersでの発表・質疑応答を務めました。リンパ節再発は照射野の境界〜傍大動脈領域に多く、再発リスクの高い症例に関しては予防照射を適切に使用することで生存期間を伸ばせる可能性があります。Digital Posterとはいえ、国際学会での発表は初の体験であり、緊張は計り知れないものでした。決して満足のいく発表・質疑対応ではありませんでしたが、終えた後の達成感もまた格別でした。他のブースでは多くのディスカッションがなされており、同じ土俵に立てるよう努力したいと感じました。そして、来年もまたこの舞台に立てるよう、日々研鑽に励んでいきます。