シカゴ・トラブルシューティング@板谷春佑先生(手稲渓仁会病院診療技術部)

RSNA2018 Report:シカゴ・トラブルシューティング
2018.11.21

今回私はRSNA初参加なので学会当日までに苦労したこと失敗したことを体験談として書かせていただきます。

・CME Discussion
 RSNAに抄録を出す際にいろいろな設問があると思いますが、Educationで投稿する際その中に「Education Exhibit CME Discussions可能か?」という設問があります。yesを選択するとscientific posterと同様にポスターの前で30分ディスカッションすることになります。よく読まないで設問に答えていた私はyesにチェックを入れていたらしく、29日(木)にディカッションすることになりました。Educationは基本事前のスライド登録のみで会期中は何もないという感じになっていますが、この設問にチェックをいれておくとディスカッションすることが可能です。このCMEディスカッションはどうやらアメリカの医師、技師等の学会ポイントを取得するためのものらしいです。もちろん採択されてからもEducation Exhibit CME Discussionsに参加できますか?と聞かれるので断ることも可能なようです。おかげでさまで英語が話せない私は英会話レッスンを必死で行うことになりました。

・抄録採択後の旅行計画
 RSNAは毎年シカゴで行われるので、その時期飛行機・ホテル等の値段が非常に高騰します。よく考えていなかった私は採択からのんびりしており、飛行機・ホテルともに値段が少し上がってから予約することになってしまいました。あとで調べてみると、Educationは他の区分より採択通知が少し早く来るので、通知が来た時点で飛行機・ホテルを予約すると比較的安くとれるみたいです。もちろんたくさんホテルがあるので予約できないことはないですねどね。

・参加登録
 抄録採択されるとRSNAからたくさんのメールが来ます。重要なのはスライド登録の期日だと思いますが、私はそのメール中でregistration(参加登録)してくださいのメールを見逃していました。参加登録していないとbatch(名札)作成するメールが来ません。私は他施設のRSNAに参加される方と話していて気付きました。参加登録は忘れがちだと思いますので採択された方はお気をつけください。もちろん事前参加登録は直前まで可能で、現地でも当日参加可能です。