Philips

製品情報

MRI

Ingenia Ambition 1.5T

 Philips社製1.5T MRI装置の最上位機種。一新されたデザインのガントリが、これまでにないコストパフォーマンスと正確な撮影を実現した。
 新たに設計されたガントリに組み込まれている「BlueSeal Magnet」は、内蔵されたチューブにヘリウムを通すことで、今までは1,500L必要だった液体ヘリウムを僅か7Lにまで削減。ヘリウムの価格が高騰する昨今、費用の軽減に大きく貢献する。グラジェントコイルの発熱はAIが感知し、万が一クエンチが発生しても早急に対処可能だ。
 またこの機構ではクエンチパイプが不要となり、パイプ設置のための工事やスペースもなくなるため、都内のビルなどにも場所を選ばず設置できる。ヘリウムの量を減らしたことで従来より重量が1tほど軽くなったのも、設置のしやすさには追い風となる。
 もう1つの特徴として、ガントリ後部のカメラ「VitalEye(バイタルアイ)」がある。患者の呼吸同期をベルトでなくカメラからの映像で確認。ガントリの液晶で実際に見ることでより確実なアーチファクトの低減が見込める。またベルトが不要なことから手間もなくなり、再撮影の心配も減るため検査時間の短縮にも役立つだろう。
 既存の常識を覆す最新の設計で、Speed(速度)・Comfort(快適)・Confidence(信頼)を実現する製品だ。

Ingenia Ambition 1.5T
BlueSeal Magnet(内面図)
ガントリ後部の「VitalEye(バイタルアイ)」。患者の呼吸の様子がこれによって捉えられる。

Angiography

Azurion 7シリーズ 20インチフラットディテクタ

 ワークフローの効率化と確実性を向上させる、Philips社製X線Angio撮影装置。
 StentBoost、Dynamic Coronary roadmapといったアプリケーションによる的確なライブイメージガイダンスは、高難度の手技を力強く支援する。これらの各アプリケーションはFlexVision Proによってテーブルサイドから制御し、検査室内で操作を完結させることもできる。ワイヤレスマウスを使いPACSへのアクセスも行え、求める操作をストレスなくサポート。
 またFlexSpotを用いれば、操作室から全てのアプリケーションや外部ソースの管理が可能。簡便なのは勿論のこと、制御系等の統合によって、操作室にはモニタ・マウス・キーボードのみあればいいと非常にスマートだ。
 検査室と操作室、双方で効率化を図ることで手技時間は短縮され、透視中に検査室で次の検査準備や他の患者のレポート作成をするといったように、各スタッフが無駄に待つことなく作業に取りかかれる。検査1 つにとどまらないワークフロー改善を実現する製品だ。

Azurion 7シリーズ 20インチフラットディテクタ

超音波診断装置

EPIQ

 同社の誇る、超音波診断装置EPIQ。
 開発チームが力を入れた、nSIGHTイメージングアーキテクチャは、今までにないアプローチが採用され、妥協のない超音波画像を形成することに成功した。音響ラインごとに画像を形成する従来のシステムとは異なり、nSIGHTはピクセルレベルまで詳細化して最適な解像度の画像を作成している。
 さらにEPIQは、使いやすさやワークフローを最大限考慮した設計になっており、人間工学、可搬性などの面からもよく考えられており、高度な操作性を実現した。また、解析機能の自動化も可能にしており、より客観性の高い検査が行えるようになった。

EPIQ

AI Breast機能

  AI Breast機能は、乳房スクリーニング検査を目的に考えられた最新機能である。特にワークフローを効率化することにより検査時間を短縮し、さらに検査に客観性を持たせることを目的に開発されている。トランスジューサの位置が認識されているので、プローブマークの位置は自動で追従され、手作業で位置、角度を変更する従来の方法と比較して簡便で客観的な検査を実現する。

AI Breast

CT

IQon Spectral CT

 「普段使いできるDual Energy CT」を標榜するCT撮影装置。昨年に引き続いての展示だが、今回は日本でも導入され世界中のシェアの1/4にあたる約20台が稼働しており、会場にて多くの臨床画像を見ることができる。
 レトロスペクティブにスペクトラル画像を再構成する2層検出器Nano Panel Prismの搭載によって、通常の撮影後でもDual Energy CT画像を得ることが可能だ。
 この機能については、特に造影剤量の低減が大きく取り上げられた。僅かでも造影剤が届いてCT値が得られていれば、その部位のCT値を調整して明瞭な画像が得られる。これによって身体的な問題で造影剤を多く使えない患者にも対応できる他、肘曲げのために造影剤が行き届かなかった、アレルギーで発生した患者の嘔吐に対する処置中に造影剤が流れてしまった、といったアクシデントが起きても、画像のクオリティを診断に差し支えないレベルまで引き上げられる。
 また撮影画像を実効原子番号ごとに表示できるZ effectiveでは、CTでは判別できなかった胆石などもカラーマップで容易に検出。これも撮影後に処理が行えるため、これまで他のモダリティでの再撮影を行わざるを得なかった症例でもIQon Spectral CTによる撮影1回で済む。
 「導入してから失敗することがなくなった」という声もあり、また撮り直しがなくなることで患者の身体的・時間的な負担も抑制。報告では、撮影に要する累計時間は30%、フォローアップスキャンは30~40%減少したという。
 普段と同じように撮影した画像や、本来なら失敗してしまった画像でも、再構成によって十分な品質に。撮影したかった画像が後から得られるのはIQon Spectral CTだけだ。

通常と同じ手順で撮影した画像から、各種の補正や表示を追加できる。

胆石症例に対するZ effective CTでは特に変化の見られない胆嚢にも、Z effectiveでは胆石が赤く見て取れる。

X線

Digital Diagnost C90

 初展示となるPhilips社製の単純X線撮影装置。ワークフローの効率化により患者の待ち時間を短縮でき、快適さを保ちつつ多くの患者を撮影することができる。最たる特徴としてEleva Tube Headがある。これにはタッチスクリーンとライブカメラが一体化されており、カメラに映る映像をスクリーンで表示することでスムーズな位置決めが可能だ。撮影した画像のサムネイルもここから見られる他、カスタム可能な撮影設定のプリセットもここから操作でき、患者中心のワークフローに適った効率化が図られている。
 またPhilips Bone Suppression ソフトウェアの搭載も大きな特徴と言える。このソフトウェアは胸部撮影画像から骨組織を取り除くことができ、軟部組織を鮮明に見られるようになる。肺結節の検出においては特に有用だ。Philips社は患者中心のヘルスケアをキーワードに掲げている。C90はまさにこれから、そのキーワードを牽引していく製品となるだろう。

Digital Diagnost C90
Eleva Tube Head。どの部位を捉えられているか一目で分かり、位置決めに手間取る必要がない。

PET/CT核医学

Vereos

 同社の大きな美点の1つのデジタルフォトンカウンティング技術を搭載したPET/CT。
 デジタルSiPMを使用し、フォトンの数を直接デジタル信号で収集する。AD変換を行わない電気ノイズの影響を除外できることが特長である。
 さらに検出器内部には、クリスタルと半導体の受光面を完全に1:1で対応させる1to1カップリング方式で、今までになかったより多くの信号成分を効率よく収集・活用させている。
 Vereosは、分解能(空間的/時間的)、定量性、感度において、2倍超(従来比)にスペックを改善し、画質や投与量、そして収集時間も進化させた高性能PET/CTといえる。
 日本では先頃、熊本大学に導入され、その臨床的有用性に注目を集めている。今回のRSNA2018ではAmbient Experienceが題材的に展示され、参加者の注目をあびていた。

Vereos
控え室でもAmbient Experienceが設置されており、患者さんもリラックスできそうだ。
Ambient Experienceではいくつかのシーンが選択可能だ。

ブースインフォメーション

○Philips:
https://www.usa.philips.com/healthcare/about/events-calendar/rsna
○ブース:
North – Hall B: 6573
North – Hall B: 6734
North – Hall B: HQ3B
North – Hall B: MS309
North – Hall B: MS310
North – Hall B: MS311
North – Hall B: MS312
North – Hall B: MS313
North – Hall B: MS314
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