SOMATOM Force(国内薬機法未承認)

RSNA2017 Report:
2017.12.01

 デザインも新たになり、タッチパネルのタブレットが搭載された新たな「SOMATOM Force」。加えて、新技術「FAST 3D Camera」によりワークフロー向上が期待され、CT撮影装置のさらなる可能性を切り拓く。FAST 3D Cameraは、寝台の受診者をカメラで読み取り、タッチパネル上に表示。タッチパネルにて、任意の撮影範囲を選択すると、アイソセンターまで自動で寝台が動くため、撮影位置まで寝台を動かす必要がなくなった。微調整などは手動でも可能。タオルケットをかけても受診者の位置は正確に認識されるため、従来のように受診者のことを考えた気遣いもできる。また、撮影の際に受診者のセッティングミスにより、左右が反転している画像が得られてしまうこともあるが、寝台での受診者の向きが異なっていると、FAST 3D Cameraが認識し、アラートメッセージが表示されるため、ヒューマンエラーによるミスを防ぐこともできる。

SOMATOM Force
FAST 3D Camera
ガントリのタッチパネルで撮影範囲を選択すると自動で寝台が撮影位置まで動く。