エキスパートがお届け!!Site of RSNA@庄司友和先生(東京慈恵会医科大学附属病院放射線部) Part5

RSNA2017 Report : エキスパートがお届け!!Site of RSNA
2017.12.01

展示ブース速報!

アメリカの三大美術館を有し、近代的な高層建築が融合するシカゴはまさにアートな街である。そんな街並みを横目に展示ブースに入ってみると、3Dプリンターで作成された様々な形や大きさ、材質のモデルがいたるところに展示されていた。我々が見てもその進化は目を見張るのだから、一般市民が見たらどんな反応を示すのだろか?今回、お邪魔したブースはテラリコンである。当院でも使用しているメーカーであり更新を控えているので、どんな最新技術が使用できるのか楽しみにしていた。まず紹介してくれたのが、写真左側の血管を抽出するリージョン機能である。この機能は、CT値と骨の認識を自動的かつ高精度に認識するというものであった。私もアプリの方に進められ、椎骨動脈をワンクリックしたところ、一瞬で大動脈から脳底動脈の血管のみ認識した。従来であれば、頸椎と血管の分離が難しく、二相撮影によるサブトラクション技術を用いることが多かったが、これからは検査目的に合わせ一相撮影も可能になると感じた。またこの機能は複雑な血管走行を有する先天性心疾患の後処理にも有効だと感じた。次に紹介されたのが写真右上の様々な解析用アプリケーションである。これまではソフトに搭載されている機能のみ使用可能で、最新技術はバージョンアップなど行わない限り使うことができなかった。しかしこのコンセプトは自ら必要なアプリケーションを購入し、そのメーカーに処理まで行ってもらうというシステムである。現在、米国会社が取りまとめ15前後の機能を使用することが可能であるが、今後更に増やしていくとのことである。これからは必要な技術を必要な分だけ使い、それに見合った費用を支払う日が来るのかもしれないと感じた。その他、写真右下のMRI画像を用いて流体解析を行いwall shear stressを求める機能も見ることもできた。これからはこのようなワークステーションを使いこなし、臨床に役立つ画像を追求することが大切だと感じた。使用するのが楽しみである。


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