REALISM

RSNA2017 Report:
2017.11.30

 FPDで実現している100μmの画素サイズと高いDQEによる高精細かつ高画質をより引き出す、画像処理エンジン「REALISM」。DR圧縮処理の改良により、白とび部分を抑えたり、周波数の強調処理を施すことで指の骨などの微細な部分をより強調して、観察しやすい画像を提供する。また、粒状性を改善する処理により、低線量での撮影でもざらつきの少ない画像を得ることも可能。同社FPDに搭載されている高いテクノロジーを、より高め、相乗効果を生む画像処理技術である。

頸椎の画像でも白とび部分を抑制。(左:処理前、右:処理後)
指の末端などの細かい部分も周波数強調処理で見やすい。(左:処理前、右:処理後)