Revolution CTシリーズ

RSNA2017 Report:
2017.11.30

 16cmという広範囲のカバレージを実現している同社のフラッグシップCT。3Dコリメータ搭載により、撮影範囲は16cmでも均一な画質での画像を提供する。心臓などの撮影では、造影剤をボーラス注入することもあり高コントラストであるため、広範囲での撮影であっても担保された画質を実現しやすいが、頭部や腹部などの他部位で広いカバレージでの撮影をしても均一な画質の画像が得られる点は特に有用。頭部は1回転で撮影ができ、胸腹部、骨盤などの撮影も、広いカバレージを利用して、ヘリカルではなくstep&shootで撮影できる。
 また、Dual Energyスキャンも可能であり、Dual Energyでの撮影でも、3Dコリメータにより高画質と被ばく低減を図れるため、ルーチンでのDual Energyの使用も実現。
 Applied Intelligenceを利用すれば、管球の不具合の予兆も可能であり、日常の診療における突然の予期せぬダウンタイムも予防できる。

Revolution CT