Discovery IGS Series

RSNA2017 Report:
2017.11.29

天吊式でもなく、床置式でもない、コンパクトタイプの多目的X線撮影装置。
自走式Cアームであり、床を自由に移動できるタイプで手術室での移動を楽にしている。
FPDは40×40cmで、広範囲にわたる撮影ができるので、様々な領域での臨床現場に応用が可能だ。
Wide Boreタイプの Cアームで従来より長いSIDを確保。深い角度付けが行える上、中心から外れた部位を狙った3D撮影、さらに麻酔チューブや各種ケーブルの処理も迅速に行える。
さらにInnova Dose Reportsにより、適切な線量使用の判断や使用線量のモニターおよび管理、レポーティングの提供も可能にしている。また検査中もリファレンスモニタにDose mapが表示され、手術中にも確認が容易だ。アーム角度情報に応じた 想定線量分布もグラフィック表示ができるのも優れている点だろう。