核医学ソフトウェアの新たな機能「Parametric imaging」は、全身のPET/CT画像において、より診断に有用な情報を提供。Patlak解析を用い、SUVに加え、KiとDVの値を算出できる。Kiとは、FDGが取り込まれる速度を表現しており、解析で得られたグラフの傾き部分にあたる指標。DVはFDGの分布を表しており、Parametric imagingにより、従来よりもさらに、診断へ付加価値を与える。Biograph mCTに追加搭載ができる予定である。
Parametric imaging
参考展示となるPET-CT「Biograph Vision(国内薬機法未承認)」は高感度なSi-フォトマルを搭載。また、検出器は3.2mmのLSO検出器とし、クリスタルを小さくすることでより微細な部分までも表現可能。ノイズも抑制することで、従来以上の高画質を実現する。
Biograph Vision
半導体はSiを採用