Aplio i-Series

RSNA2016 Report:
2016.11.30

今年5月に日本で発売されたばかりのAplioTM i-Seriesがいよいよ米国でも発表された。本シリーズは、これまで東芝メディカルシステムズの歩んできた伝統に革新が融合し、新次元の超音波装置といえる。ラインナップは、Aplio i700、i800、i900CVの3製品から構成される。
最大の特長は、iBeam Formingというビームをより細く鋭くする技術だ。これは浅部から深部まで細く均一な超音波のビームを高密度で送受信できる技術。これにより均一で高精細な画像を描出することが可能になり、検査効率の向上に寄与している。
さらにAplio i-Seriesは、iBeam Slicingというさらに鮮明な画像を求め、iDMS probeを搭載。より精密なスライス厚制御を可能にした。また新高速信号処理アーキテクチャアにより、三次元ビームフォーミングを可能にした。

操作パネルはキーの数を大幅に少なくし、検者に使いやすい設計となっている。また12.1インチのタッチコマンドスクリーンもスワイプが可能になり、スマートフォン感覚で使えるのも、新しい。

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圧倒的に操作性のよくなった新操作パネル。

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スワイプが可能なので、より直感的に扱え、日本の臨床現場でも好評だ。