SYNAPSE 5

RSNA2016 Report:
2016.11.30

ITEM2016でも展示されていた次世代PACS。サーバ側で処理後の情報のみをクライアント側に配信するサーバサイドレンダリング方式を採用し、画像表示だけでなく、大容量画像の配信も高速化されているが、この度、新しいバージョンが披露された。

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PACSと3Dシステム、VNAの連携性を高め、よりスムーズに画像の閲覧を実現。従来では、同社3次元画像解析システム「SYNAPSE VINCENT」の3D画像を観察する際には、VINCENTのビューアを立ち上げていたが、同バージョンではビューアを呼び出さずとも3D画像を自由自在にSYNAPSE上で観察可能。さらなる、医師の読影ワークフロー向上への寄与が期待できる。
また、VNAデータの表示速度については、VNAのデータソースにアクセスしても、SYNAPSE上でPACSデータと変わらないような速度でデータを表示できる。VNA上にある心電図データなども表示可能。DICOM形式には、WADO-RSを採用した。

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