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RSNA2016 Report:
2016.11.29

 本ブースで初出展された新製品。同装置の最大のポイントはタブレットで撮影までの操作を可能にしたこと。位置決めスキャンから、本スキャンまではもちろん、造影剤を使用する撮影でも複数のプロトコルを組み込めるため、対応できる。操作卓が不要となるだけでなく、タブレットは装置への脱着が自由に可能なので、防護板があれば検査室内でもCTを走らせることができる。

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装置から取り外して使用できるタブレットで、撮影までも担える。

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さらに、同社のTin filter搭載はもちろん、天板を薄くすることにより、照射線量を減らせるため、より、被ばく低減も実現した。

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 被検者への、より快適な検査環境の提供のための工夫もある。ガントリ上部には柔らかい照明を設置。カラーバリエーションもあり、検査ごとに色の選択もできる。また、呼吸同期撮影の際には、息止めの指示が伝わりやすいように、バーで息止めの長さやタイミングなどを表示でき、被検者にとっても指示がわかりやすい設計となっている。