今回は、実機の展示に代わり、大画面でバーチャルを利用し、装置や機能の紹介を行った。
同装置は、Spectral CTであり、2層検出器により管電圧の連続エネルギーを分光してデータを収集しているため、撮影後でもレトロスペクティブに解析できるのがDual Energy CTとの違い。嚢胞か、あるいは腫瘍か迷う症例でも、ヨード造影剤含有量にスケールを置くことで、どちらなのかを判別ができる。
造影剤が取り込まれていないため、腫瘍ではないとわかる
この度、新たに搭載されたのは、金属アーチファクトを低減すると同時に、スペクトラル解析も行い、より金属アーチファクトを抑えることができるアプリケーション。同社の金属アーチファクト抑制アルゴリズム「O-MAR」に加え、仮想単色X線画像で任意なコントラストの調整を可能とし、金属アーチファクトが、従来よりさらに低減できるようになった。
新たに搭載されたアプリケーションの動画である