RSNA2016 必見演題 Check it out!@富田博信先生(埼玉県済生会川口総合病院)

RSNA2016 Report : 今年はコレ!!必見演題
2016.11.23

※CTのセッションで特にPhoton Counting関係が今年は一押しで熱いとおもい、事前収録より拾ってみました!楽しみです。。。

1 Chest (Dual Energy/Radiomics)
Sunday 10:45-12:15 PM | SSA05 | Room: S404CD

日本ではなかなか、Dual Energy CTの使用は臨床現場では浸透していない。このセッションは、Dual Energy CTによる胸部疾患への有用性として多くの演題がエントリーされている。胸部肺動脈塞栓、肺動脈Purfusion、最近実用化された、フィリップス2層検出器による腺がんの悪性度分類の演題も興味がある。他も腹部や消化管など臓器別に同様セッションがあるのでそちらも興味深い。



2 CT Number Accuracy of Virtual Monoenergetic Images from a Whole-Body Research Photon Counting Detector CT
Sunday 11:25-11:35 AM | SSA20-05 | Room: S403B

Photon Counting CTとdual-source CTによる dual-energy CTの仮想単色画像とのCT値の比較をしている。前年はプロトタイプではあるが、Photon Counting CT実機の演題がセンセーショナルにエントリーされ、驚きと興味深さがあったが、今年は更に、性能評価の演題により、よりその内情が明らかにされる!


3 Principles and Practice of 3D Printing
Sunday 11:00-12:30 PM | RCC11 | Room: S501ABC

3Dプリンターの基礎から臨床応用まで解説されるセッションで、最新情報が得られるかも!他にも同様なセッションが毎日あるがこのセッションが一番基礎的かも。



4 Gastrointestinal (Dual-Energy CT)
Monday 10:30-12:00 PM | SSC05 | Room: E451A

消化管系への臨床応用演題が多く毎年臨床応用の報告がある。その中でも、今回はPhoton Counting CTによるK吸収端イメージを用い、(ガドリニウム造影剤)を用い、ヨウド造影剤とのコントラストを検討している演題があり、疾患はhemangioma、hepatocellular carcinoma、cyst、metastasisに対して、臨床的有用性を検討。更には、低線量化やアーチファクト低減も可能であることが示唆され、ついに実臨床への応用が検討され始め興味深い。
このセッションの他演題では、仮想単色画像を用いた最適エネルギーの検討やNon-enhanced Dual-energy Spectral CTを用いた肝腫瘍とのう胞の鑑別も興味深い。


5 Physics (CT-Dual-Energy/Spectral)
Monday 10:30-12:00 PM | SSC13 | Room: S403B

Dual-Energy CTの総合的なセッションで臨床応用を想定した計算方法や、物理的な特性を検討した演題多い。また、新型のデュアルレイヤー検出器CTにより生成されたスペクトルの分析による脳の特徴付けすることにより、梗塞などの虚血性の疾患の検出に威力を発揮することも示唆している報告も興味深い。


6 Cardiac CT Mentored Case Review: Part I (In Conjunction with the North American Society for Cardiovascular Imaging) (An Interactive Session)
Monday 8:30-10:00 AM | MSMC21 | Room: S406A

昨年もあったセッションであるが、冠動脈CTの解剖から、実際の症例を解説や検討するセッションで、我々診療放射線技師が聞いても十分に勉強でき、時間を忘れてしまうような楽しいセッションである。シリーズ化されており、学会前半は毎日行われている。


7 Hot Topic Session: Multi-Spectral Cardiovascular CT Imaging
Tuesday 7:15-8:15 AM | SPSH30 | Room: E352

Dual Energy CTの基礎と、装置の違いによるその特徴(rapid KV switching、dual scan、split beam、dual-layer detectors、dual source x-ray)それらを用いた、冠動脈プラークと心筋の評価に 仮想単色画像などの、CTのアプリケーションの最適化を共有するセッションでこれから、Dual Energy CTをはじめる方には、よいかも。



8 Physics (CT Photon Counting)
Tuesday 10:30-12:00 PM | SSG12 | Room: S403B

ここ数年で話題のCT Photon Countingのセッションである。セッションの演題は多岐にわたるが、既存のヨウド造影剤とガドリニウム造影剤を用い、犬に投与しその特性を検討した内容や、更には、4エネルギーを用いたノイズ低減システムの検最高20 lp/cmの空間の解像度は、PCD UHR技術を使い、従来の櫛形フィルターを使用せず50%の線量低減が可能とのこと。装置は再構成関数から想定すると、シーメンスと思われる。また、k吸収イメージの検討ではgd、Au、Iのファントム用い検討されている。これはフィリップス製と思われる。事前の抄録を見ているだけでかなりワクワクさせるセッションであり、未来のX線CTが見えるかも。

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