GEが進める超高齢社会向けの医療ソリューションの開発・提供を図る「Silver to Gold(シルバー・トゥ・ゴールド)」戦略の第一弾となる製品「Centricity Universal Viewer」の最新バージョンが展示にて紹介された。
マルチモダリティで使用できるビューアであり、ワークステーションのアプリケーションを統合することで、2D画像と3D画像を同じビューワ上に表示、ビューアの1機能として3Dアプリケーションが利用でき、少ないクリック数での各種アプリケーションの起動、血管の描出や解析を自動で行えるなど、使い勝手や作業効率の向上が図られている。
既に提供されている5種類のアプリケーションに追加して2016年には14種類が新たに追加される予定であり、総合的な読影が可能となっていく。
「GE Health Cloud」は画像データの共有やコミュニケーションを通じた画像診断に対する所見や依頼内容の伝達などのコミュニケーションをクラウド上のプラットフォームを通じて行えるサービスである。
日本での提供予定は未定だが、アメリカ2016年4月以降にリリースをする予定。
ビッグデータを活用したデータ収集、「Virtual Meeting」というアプリケーションによる地域を超えたコミュニケーションの実現が可能となる。