RSNAに今年で3回目の参加となるPSP。タイでの導入実績からさらにアジア圏への進出をもとにして、より一層グローバル化の道を歩んでいる。さらに、アジアや北米進出だけではなくヨーロッパ圏へのアプローチも計画中であるという。同社は日本の放射線医師に育ててもらった製品を是非海外の医師にも利用してほしいと話し、グローバル化をさらに推し進めていくようだ。
EV Report
PACSもいよいよ標準化の時代といえる。それに伴いレポートシステムもスピード化の時代といわれている。
EV Reportも素早く閲覧しやすいレポートにすべく、様々な機能が盛り込まれており、
特にマンモグラフィ、胸部X線などの所見記入の簡略化を実現している。
キー画像の貼り付けはもちろんのこと、キー画像からビューアーを呼び出し、
スライス位置を容易に見て取ることができる。ビューアーの画像をキー画像として迅速に
たくさん貼ることもできる。
従来のEV Reportでは、キー画像をダブルクリック後に拡大された画像上にアノテーションを入れていたが、効率化を
図るためキー画像上でアノテーションを入れることができるようになったのも大きな進化だ。
またビューアーと一体化しているようなレポートシステムであり、ショートカットキーの割当により、
高い操作性を実現している。
簡潔でわかりやすいレポートを書くことが可能なEV Reportは、北米の医師にも非常に好評だということである。
EV Insite R
ユーザー目線に立った本製品は、国内外の医師たちより
「かゆいところに手が届く」と好評を得ている。
本システムは、PACSビューアーを超えた、PACSビューアーと言われているほどで、
読影以外のシーンにも使える高機能のものだ。
CT値を計測しながら、1つの断面にあわせて他のすべての断面が連動する機能もユニークである。
日本やアジアだけでなく、北米の医師たちへの負担をいかに減らすかということを常に考えている
同社の特色が色濃く反映されたシステムとなっている。