SYNAPSE VNA

RSNA2015 Report:
2015.12.10

 米国でニーズが高まっているVNA(Vendor Neutral Archive)は、画像、レポート、文章等の一元保存管理ができるStorage技術。 
「SYNAPSE VNA」は日本国内で第1号機が2016年1月から大阪大学で稼働開始予定であるという。
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 各モダリティやPACSの画像はもちろん、PACSに入らない耳鼻科や眼科領域の画像も一元的に保存・管理でき、これによりPACSベンダーの変更に際してベンダー間のデータ移行が不要となる。
 大学病院等、膨大な画像データを蓄積した施設において、従来、PACSデータの移行作業には多くの時間が掛かっていたが、SYNAPSE VNAの導入によってそうした手間から解放され、よりスムーズに移行作業ができる。
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 データ容量に制限はなく、PACS更新の際に容量を拡張し対応できる。
 データアーカイブとビューアを異なるベンダーで構築できる柔軟性も魅力の一つだ。
 また複数医療機関にまたがったDICOM画像の統合アーカイブも実現されている。
 SYNAPSE VNAシステムは、すでに7か国600施設で導入されており、多数のイメージングシステム/ストレージの実績がある。