シーメンスの超音波画像診断装置、ACUSON S Familyの上位機種ACUSON S3000がRSNA2015にて展示された。
同社のフラッグシップ機であるACUSON S3000の特長は、幅広い臨床アプリケーションの提供と、画質の向上である。
他モダリティで取得した画像とのフュージョンはもちろん、スクリーニングや乳房検診時の再現性の高さ、術者の技量に左右されない客観的なデータが取得できる点も特長だ。
またタッチパネルディスプレイを搭載していることで、使用者は直感的な操作をすることができる。
ACUSON S3000とともにRSNA2015で発表された新機種ACUSON NX3は、全身対応できる汎用機として、ACUSON S3000と双璧をなすシーメンスの超音波診断装置である。日本では薬事未承認。
普及機として、使いやすさを求め、ユーザによるカスタマイズ設定、直感的な操作を可能とするタッチパネルディスプレイ、画質の向上が図られている。
このほか、超音波診断装置ではACUSON S Familyシリーズの、ACUSON S2000、ACUSON S1000が展示、またプローブをワイヤレスで使用することが可能なACUSON Freestyleも展示された。
ACUSON Freestyleのプローブは3種類あり、目的に応じて最適なプローブを選択し使用することができる。
また、3Dデータ解析が容易にでき、乳房の超音波検査に最適化されたワークステーション「syngo.Ultrasound Breast Analysis」の展示もされていた。