【RSNA2014 On-Site Report!】 横山博一先生(日本医療大学)Part.3

RSNA2014 Report:Expart's Prompt report
2014.12.05

12月3日(水)相変わらずシカゴの外はマイナス気温であるが、マコーミックプレイスはホットな雰囲気が続き、体力は低下してきているが気持ちは、ハイの状態である。さて発表・講演ではJefferson Medical CollegeのDavid C。 Levin先生が「放射線科医は自ら率先して(喜んで)、量から価値ある質の高い実践トレーニングの行動をとるべき」とRSNA2014年次講演で述べた。「我々は患者に対して良い医師、本当の医師になるべく望まれている。」と若い放射線科医師に鼓舞しているように見える。
機器展示ではGEが昨年リリースした「Revolution」の0.2秒回転の管球の完成を期待したが、2~3年程かかる?ようなアナウンスでありちょっと残念である。MRの「Silent Scan」ではようやくDiffusionにこの機能が可能になったということで、患者への恩恵が少し広がったを受ける。PhilipsのCTでは2層(モノクロマチック)機能の検出器が完成し、近くリリースされようとしている。最近はこの方面にCTが進んでいくような感じがしてこれが今のトレンドかもしれない。更にポータブルではグリッドレスのFPD搭載の「skyflow」が興味を引いたところか。
 
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フィリップスのポーターブル装置
 
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フィリップスのCT装置