AlluraClarityとSuiteConcept(血管造影X線撮影装置)

RSNA2014 Report:
2014.12.05

血管造影X線撮影装置は放射線科、循環器科、脳外科などその活用の現場は疾患に応じて多岐にわたる。そこで装置と臨床ニーズに合わせた最先端アプリケーションを組み合わせたソリューションとしてSuiteConceptが紹介された。
 
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目的臨床別に特化したイメージガイダンス(最先端治療支援アプリケーション)。
これを目的別に組み合わせたNeuroSuite、OncoSuite、HybridSuiteという3つのソリューションがある。
NeuroSuiteは「Xper CT」「Vaso CT」、OncoSuiteは「Xper CT Dual」「Xper Guide」「Xper Guide Ablation」といった組み合わせが、それぞれのSuiteにマッチした主な最先端治療アプリケーションとなる。病院ごとの診療目的に応じて組み合わせを変えることも可能。
 
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ブースでは体験型展示として、各種イメージガイダンスを閲覧することができる
 
本ソリューションはAlluraClarityシリーズおよびAllura Xper FDシリーズに対応する。AlluraClarityシリーズは、最大73%の線量低減に加え高画質を両立した新たな次世代低線量技術ClarityTechnologyを搭載。インターベンションの進歩に伴い手技は複雑・高度化し,治療に要する時間も長時間化しながら、長時間の検査・治療や高画質を追求すると患者および医療スタッフへの被ばくの増加にもつながるため、ClarityTechnologyがトレード・オフの関係にある高画質と被ばく低減、という2つの課題の解決に貢献することに期待されている。
 
NeuroSuiteのコンセプトを紹介するブースでは正面には大口径20”FPD、頭蓋の大きさを網羅し完全密着が可能となった15”FPDといずれも第3世代の新型FPDを組み合わせ低被ばく/高画質を両立した最新装置AlluraClarity FD20/15の検査室をイメージし展示が行われており、体験型展示で紹介されたNeuroに特化した最先端治療アプリケーションの組み合わせが可能。
 
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AlluraClarity FD20/15体験型展示ブース