Vantage Titan 3T

RSNA2014 Report:
2014.12.05

RSNA2014で最新オプションSaturn Gradient Optionが公開されたVantage Titan 3T。ハードウェアと画像アプリケーションを一新したことで、大幅な画質改善を図り、新たなクリニカルメリットを提供していく。
 
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ハードウェア面としては新型傾斜磁場システムSaturn Gradientが登場し、オープンボアでは困難だった傾斜磁場の安定した高出力化を実現した。
また、最新ソフトウエアM-Power V2.5の搭載により、「画質(Quality)」「時間効率(Speed)」「検査適応(Flexibility)」を更に高め、質の高い検査を提供する。
この他、2point DIXON法を用いた3D WFSや体内金属撮像時における位置ずれを補正するVATなど、更に高度な検査を実現する新しいアプリケーションも多数搭載され、柔軟な検査を実現する。
 
16ch フレキシブル SPEEDERコイル。サイズはMとLがあり、非常に軽量。1つのコイルで様々な部位を検査でき、コイルをより患部に密着出来るため、高SNRの画像を得ることが可能になる。
 
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この他、WIPとして頭頸部用コイルAtlas SPEEDER Head/Cervicalが登場した。
 


 
MRIでは同社の1.5T装置Vantage Elanも展示されていた。省スペース、省電力、簡便に高画質なMRI検査が実現できると国内ではクリニックを中心に高い評価を受けており、現在までに国内で約70台、グローバルで約100台超の受注件数があるという。
 
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