SONIMAGE HS1

RSNA2014 Report:
2014.12.04

SONIMAGE HS1は、コニカミノルタとパナソニックヘルスケア株式会社超音波部門が共同開発した初めての製品。国内では8月から発売中である(FDA未承認)。
使用者の意見を取り入れ、ワークフローに合ったユーザーインターフェイスを新たに開発し、操作キーを、使用頻度の高い8つに絞ったため、主要な操作はブラインドタッチで行うことができ、患者とのコミュニケーションを妨げない。装置の起動時間も15秒とストレスフリーだ。穿刺針強調アルゴリズムにより針視認性も向上している。
 
また、医療用画像オールインワンシステム「Unitea」シリーズと簡単な操作で情報連携ができ、現場ですぐ患者情報を取得することができる。
 
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プローブは「リニアプローブL18-4」。プローブに使われる音響材料を独自開発し、音響伝搬ロスの低減、広帯域化を可能にした。また、広帯域送受信画像エンジンと画像処理を組み合せ、高次高調波を用いた「広帯域ハーモニックイメージング」技術を開発し、より高い分解能を実現している。またX線画像診断システムで培った画像処理技術 「HS処理」を応用し、体内組織の描出力を飛躍的に高めている。特に体表、浅い部位の画像はプレミアム機クラスの高画質を実現。
 
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