SenoClaire(セノクレア)

RSNA2014 Report:
2014.12.02

デジタルブレストトモシンセシスの新技術であるSenoClaire(セノクレア)は、従来のマンモグラフィの課題であった「デンスブレスト」の視認性を向上させ、要精検率の低減を目指して作られている。
高DQEフラットパネル、マンモグラフィーでは初の逐次近似法ASiR DBTを採用した画像再構成法を採用したことにより細部までクリアな画像が得られることに加え、特許をとったX線管球はデンスブレストの撮影に有効なロジウム陽極を有し、従来よりも軽量。その管球を使いステップ&シュートを採用したガントリーコントロールにより約25度の首振りで9回の曝射を行う。
従来のマンモグラフィ装置と同じ程度の被ばく量で、診断に必要な精度の高い画像を短時間で撮影し、「やさしい」検査の提供を目指している。
 
米国では10月初旬にFDA取得を取得したばかりだが、現在までの2ヶ月ですでに北米市場で80台の受注があるという。米国においては乳房トモシンセシス検査のニーズの高さが伺われる。
 
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SenoClaire(セノクレア)
 
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通常撮影およびトモシンセシスの付け替えブッキー台を保管する専用カート。
付替え用途の多い米国のニーズに合わせたソリューション。