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IQon Spectral CT

RSNA2014 Report :
2014.12.01

2014年9月、ヘルスケアと家電の融合領域(HealthTech)、および照明部門(Lighting)の2つに分割し、照明部門を独立させるとともに、本体はHealthTech事業に注力していく計画を発表したフィリップス。予防医学や診断、低侵襲治療、在宅ケアなどの分野を中心に、ヘルスケア事業と家電(consumer lifestyle)事業の融合を進めていくという意向をRSNA2014における展示のテーマとし、患者さんへの優しさ、経済性の高さをコンセプトに挙げた最新機器を数多く展示していた。
 
RSNA2013で初公開されたスペクトラルCT「IQon Spectral CT」(日本薬事未承認)。「新しい診断画像」をコンセプトとする本装置はRSNA2014開催のタイミングで米国FDA 510kを取得し、会場内で多くの注目を集めていた。
 
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NanoPanel Prismと呼ばれる二層構造の検出器が、1回の曝射で得られるX線のエネルギーを高低の2種に分けて検出し、生データとして保存する。
 
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NanoPanel Prismの構成素材
 
IQon Spectral CTの管球は1つで、検出器側でエネルギーを2つに切り分けて収集する方式のため、従来の2管球方式、および、電圧の異なる2種のX線を交互に撮影する方式のDualEnergy撮影では避けられなかった位置ずれ、位相ずれは発生することがない。単色X線画像による診断の後でDualEnergy検査が必要となった時に、再撮影することなく、被ばくも増やさずに保存されていた生データからDualEnergy画像を必要に応じて作ることができる。これにより、全てのルーチン検査が必要に応じてレトロスペクティブにSpectral解析が可能となる。
 
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IQon Spectral CTによる検査のフロー。X線のエネルギーを高低の2種に分けて生データとして保管しており、必要に応じて後からDualEnergy画像を作ることができる。
 
たとえば腹部の造影検査においては、実効原子番号のカラーマップ表示を作ることができる。CT値ではなく実効原子番号に応じて造影剤、水、脂肪の切り分けるスペクトラルイメージングだからこそ、腎臓への造影剤の取り込み能などをより正確に評価できるようになることが期待されている。
 
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腹部造影検査のスペクトラルイメージ

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