Ziosoft

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製品情報

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Ziosoftブースハイライト

ワークステーション

CT心筋血流解析/ziostation2

RSNA2014では、ziostation2の最新バージョンのプレリリース版(Version 2.4)が展示されていた。本バージョンでは、任意の骨をワンクリックして関節部分を自動で分離して抽出する「アイソレーター」、肝臓など形状が変化する臓器なども正確に位置合わせする「非剛体レジストレーション」といった標準機能の精度が向上している。
 
CT心筋解析機能は、心筋パフュージョンCTの解析をサポートするアプリケーション。核医学検査とCTの重ねあわせによる解析では、異なる検査であることに由来する重ね合わせの手間があったが、CTによる心筋血流解析は、CTのみの1回の検査で、冠動脈の形態情報と虚血状態の機能情報という2つの情報を得られ、定量化できるということで注目を集めている。
 
負荷時・安静時の同位相の心筋データから左室心筋と冠動脈を自動抽出し、左室心筋血流をTransmural Perfusion Ratioとして評価することができる。任意のROIを設定して、その部位の時間およびCT値の変化をグラフ表示させ、虚血の程度を評価することもできる。
 
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CT心筋血流解析
 

同時に撮影されたCTの冠動脈データをFusionし、心臓のボリューム像にカラーマップを重ねあわせて虚血心筋 の責任血管をわかりやすく表示することができる。負荷時・安静時の解析結果も同時表示することができる。
 

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心臓ボリューム像とカラーマップの重ねあわせ

ワークステーション

TAVI術前プランニング/ziostation2

プレリリース版のVersion2.4に搭載される「TAVI術前プランニング」は、サーフェースレンダリング表示や、自動計測機能が強化されている。ワークフローで設定したポイントのとおりに、下肢動脈から大動脈までのアプローチ経路の血管径を自動計測し、弁膜輪の計測も同様にワークフローの設定にて自動計測する。
 

TAVI術前プランニング
サシカエ
 
血管径の計測結果は専用レポート機能と連携しており、レポートに掲載したい計測部位と必要な所見にチェックを入れていくだけで、専用フォーマットに計測値が読み込まれ自動的にレポートとして表示される。
 

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所見とキー画像
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計測部位を示すシェーマとその計測値

 
同社の強みであるPhyzioDynamicsのDynamic ROI機能によって、心臓の拍動に応じた弁膜輪の動き、速度(弁膜輪の硬さ)もグラフ化して定量評価できる。弁膜輪の可動の程度を把握できるようになることで、人工弁の適切なサイズ選択の参考になると期待されている。またサーフェースレンダリング表示の向上により、石灰化の評価が容易になった。これにより石灰化の強い部位への留置を避けることができ、ラプチャーを回避するといった臨床有用性が期待できる。
 
動画

https://www.youtube.com/watch?v=Qw-K8NEvSRE&list=UUAOtXj5oR0fWnlcSwZ9kmoA

ブースインフォメーション

企業情報

 
 
●基本情報
ページURL:
https://www.zio.co.jp/
ブース情報:
#8506, North Building, Hall B
 
 
 Ziostation2 は、2015年新春にいよいよ新バージョンを日本国内でリリースする。
 これには、新たなオプション解析ソフトウェアとして「CT心筋血流解析」、「CT冠動脈支配領域」、「CT肺切除解析」、「Computed DWI」、「ADCヒストグラム解析」等が搭載予定。また、既存ソフトウェアである「CT肝臓体積測定」、「CT大腸解析」、「TAVI術前プランニング」等では、サーフェースレンダリング表示や自動計測機能、レポート作成機能等を強化。標準機能でも、サブトラクションや位置合わせ等では非剛体をサポートし、また任意の骨だけを抽出する「アイソレーター」機能の新搭載など、随所で精度向上が図られている。RSNA2014では、一足早くこれら最新機能をご紹介するので、ぜひブースにお立ち寄りいただきたい。
 
 
■TAVI術前プランニング
 Dynamic ROI機能など独自の機能で経カテーテル的大動脈弁置換術の術前プランニングをサポートする当ソフトウェアであるが、日本では近日リリース予定となる最新バージョンでは、抽出機能が強化されて弁輪や大動脈の自動抽出が容易となった。サーフェースレンダリングのサポートにより、上行大動脈やバルサルバの形状、及び石灰化の確認が容易になる。更にワークフローに沿った手順で、各種アプローチに必要な計測ポイントが自動計測されるため、その確認作業が容易に実行できる。レポート機能も強化され、本ソフトウェア専用のフォーマットにより適切なレポート作成が簡便に行える。
 

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■CT心筋血流解析
  CTによる心筋血流解析は、心筋の血流量を定量化できるとして近年、注目されている。MRとは異なり、心臓全体を撮影したデータで解析することができ、かつ一度の検査で冠動脈の形態的情報も得られることで、CTとSPECTの異なる検査装置のデータを活用する手間も省くことができる。当ソフトウェアでは、左心室と冠動脈を自動抽出して左室心筋血流をTransmural Perfusion Ratioとして評価することが可能だ。
 
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