Centricity 360

RSNA2013 Report:
2013.12.05

Centricity 360は、クラウド上に「360°あらゆる場所から」医療情報にアクセスできるITソリューション。GE Healtcareジェフリー・イメルト会長が、RSNA2013記者会見において、同社の注目展示の一つとして紹介したことで話題を呼んだ。
 

Centricity 360

 
 
クラウド上に医療情報、患者情報を保管し、端末を問わず閲覧できるコンセプト。Centricity 360は例えるならSNSサービスのように、GEがプラットフォームを提供することを想定しているという。料金、費用形態は未定。
現在、アメリカとフランスで実証プロジェクトが進行中で、その後日本での実証プロジェクトも予定しているとのこと。
 
患者情報や画像、動画などの医療データは、Centricity 360のコミュニティ内でやりとりし、閲覧時にはUniversalViewerがシンクライアントビューアとして起動することで、端末を問わずどこからでも医療情報にアクセスすることができる。診療環境やワークフローの最適化につながるソリューションとして期待されている。
 

UniversalViewer

 
 
なおGE はビッグデータの研究開発に25億ドルを投じ、800人のデータサイエンティストを雇用したことが知られている。本ソリューションは、その開発投資によるアウトプットの一つであるという。