Discovery IGS740は40×40センチの大型FPDを有するハイエンドクラス血管撮影装置。
最新鋭のレーザーガイド技術をもとに自動で任意の位置に自走可能な点が特徴。管球とディテクタの焦点距離が広いワイドボアCアームを搭載。
IVR、特に腹部領域では1センチでも大きな術野を確保することが望まれている。こうしたニーズに応えるべく、同社のDiscovery IGS730に搭載されたパネル(30×30センチ)を40×40センチに拡大した。DSA撮影はもちろん、コーンビームCTライクによるCTライクイメージも非常に広い視野を撮影することができる。
低被ばくにも力を入れ、従来より最大10~15%の線量低減を実現した。
天井シーリングフリーは従来の機種から継承し、装置自体を自走させることで床置き式、天吊り式双方の利点を有している。
装置上部で回転する位置ガイドレーザー照射部と、室内に張り巡らされたセンサーで、ガントリー位置を常に検出。そこから、ベッドを中心に最初に設定した17の位置に自動移動させ、位置決めが可能。フレキシブルな動きで術者をサポートする。