SenoClaire

RSNA2013 Report:未分類
2013.12.03

デジタルブレストトモシンセシス、「SenoClaire」。デンスブレストの視認性向上、要精検率の低減を可能にすることが期待される新技術を搭載している。日本では11月よりリリースしている(FDA未承認)。
 

SenoClaire

 
 
1回の撮影で検査部位に異なる角度でX線を連続パルス照射する際、画像のボケやブレが発生するのが従来のトモシンセシスの課題であった。SenoClaireは約25度のスイープで, 9回の曝射を、ステップ&シュート方式で行う。
 

 
 
連続撮影した画像の再構成時に、逐次近似画像再構成法「ASiR DBT」を搭載している点も大きな特徴。ブレストトモシンセシスとして逐次近似再構成法を利用する装置はSenoClaireが業界初となる。
 
正確なステップ&シュート方式の曝射を実現する鍵が、ロジウム陽極を有した新しいX線管球(ケーシングレス管球)。軽く、冷却効率にも優れている。
 

検査時の乳房の負担軽減

 
 
SenoClaireは、従来の2Dデジタルマンモグラフィ「Senographe Essential」のオプションとしてトモシンセシスを搭載したもの。そのため、導入済みのSenographe Essentialのバージョンアップとしてトモシンセシス機能を追加することも可能。