F31

RSNA2013 Report:
2013.12.02

F31

 日立アロカメディカルの超音波診断装置F31は、上位機種(F37)の機能を、普及機価格帯へ提供するコンパクトなシステム。RSNA2013初展示となる(FDA未承認。本邦および欧州、南米では発売中)。産婦人科、外科、循環器科、放射線科(IVR)など、幅広い臨床領域に対応し、スムーズなワークフローを実現する。
 

超音波診断装置 F31

 

 なお、現在日立メディコ社と日立アロカメディカル社合わせて、超音波診断装置のプローブのラインナップは100種類以上に及ぶ。今後は、日立グループとしてユーザーが望む組み合わせで両社の装置・プローブを利用できるよう、ユーザーニーズの高いものからコネクタの統合を図っていく予定という。

プローブのラインナップは日立グループ内で100種類以上

 また、組織の硬さをリアルタイムに組織弾性画像として表示する「Real-time Tissue Elastography(RTE)」と、CTやMRIのMPR像をUS像のリファレンスとして使う「Real-time Virtual Sonography(RVS)」は2013年で10周年を迎えた。RSNA2013を期に行われたバージョンアップでは、RVSに新たな機能が追加され、メルクマールとなる1点を設定するだけで、自動で簡単に位置合わせと位置情報の更新を行うことができる「Simple Adjust」が搭載された。