イリモトメディカルブログ「CandRofA Press」更新!肺がん検診、incidenntal findings、皆さんならどうする?

RSNA2012 Report:RSNAからの宅急便
2012.11.27

 月曜午前のLung Cancer Screening: Update 2012のコースに出席した。NLST trialにより喫煙者・喫煙歴のある55~74歳において低線量CT検診が肺がん死減少効果があることを示したことを前提にしたセッションであった。最初にNLST trialの概説が行われたのち、CTを用いた肺がんスクリーニングの今後のありかたについて解説された。肺がん検診スクリーニングについてはLCCNやACCP/ASCOのガイドラインがあるが今後これらを実施してゆくに関して、広報や経済的などの問題点についての提案がなされたが、決定的な指針がしめされるまでにはいたらなかった。また、肺がん検診CTの普及につれて、読影を標準化する必要があり、乳がん検診のBIRADを参考にしたLung Radsのよな規約を作る必要性があることが示された。
 
 Caroline Chiles先生は肺がん検診CTの読影中に見つかる偶発所見についての講演をされた。実際、NLSTの結果でも調査期間中の死亡は肺がんと他臓器癌、肺気腫、心疾患の比はほぼ同等である。肺がん検診CT読影中に肺がん以外の所見について、読むべきか?レポートすべきか?次の方針をrecommendするべきかは読影する放射線科医にとって現実的な問題である。
 
 講演では冠動脈石灰化、肺気腫、多臓器癌についての解説がなされたが、その報告の結果について費用が発生することも強調され、この問題が放射線科医にとって未解決の問題であることが示された。
 
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