Optima MR450w with GEM Suite(GE Healthcare社製MRI)

2011.12.03

“Humanizing Radiology”をコンセプトに、患者に優しい検査を実現し、医師や技師にとっても使いやすいワークフローを提供するワイドボア(ボア径70cm)の1.5T MRI。RSNA2011で公開されたバージョンでは、GEM(Geometry Embracing Method)という名のとおり、検査時の快適性が追求され、コイルや寝台部分に大きな改良が加わった。

コイルは寝台に埋め込まれている。頭部コイルはチルト機能を有し、高齢者の検査にも配慮されている。頭部コイルはオープンタイプにも付け替えられる。

寝台のマットレスは素材が改良され、背部の位置ごとに素材の硬さが異なるため、仰臥位の快適性が向上した。その他のコイルも、軽量化と柔軟性が改良されている。また、足からガントリに入るFeet First検査にも対応している。患者にとっての検査時の負担、そして技師にとっての業務の負担が様々な工夫で軽減されている点が、本装置の大きな特徴であろう。

肝臓に音波を当て、反射波をMRIで映像化して組織の硬さを評価するMRエラストグラフィ”MR Touch”(国内薬事未承認)。このMR Touchに加えて水脂肪分離技術IDEALを進化させたIDEAL IQが発表された。これにより”Fat Fraction”や”R2*(T2*)Map”の評価が可能となり、”Needle Free”をキーワードとする非侵襲的な肝臓MRI検査を提案している。

このほか、MRI検査室の総合的な快適性を提案する”Caring MR Suite”が展示されていた。照明や音楽を自由に選択でき、天井には好みの映像を流すことができる。また、コイルなどを壁内の棚に収納し、患者の目に触れないようにして室内レイアウトの調和を意識している。高齢化社会を見据え、患者に優しい検査を追求する「Silver to Gold戦略」をGEヘルスケア・ジャパン主導で発信しており、Caring MR SuiteもSilver to Gold戦略に端を発し、提案されているという。日本での展開は未定。

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