第4回PACS Innovation研究会参加報告

2012.10.04

第4回PACS Innovation研究会参加報告を、鈴木一史先生(東京女子医科大学画像診断・核医学科)よりお送り頂きました!
 
第4回PACS Innovation研究会参加報告
東京女子医科大学 画像診断・核医学科
鈴木一史

会場から望む鹿児島市街と桜島
満席となった研究会の会場
ベンダーから説明を受ける参加者
 まだ暑さの残る9月8日から9日にかけて、鹿児島市郊外の錦江高原ホテルで第4回PACS Innovation研究会が行われた。錦江湾をはさんで桜島を高台から望む会場での開催となった。 冒頭にヴイエムウェアの中島氏より、後に続く発表の背景となる仮想化環境のコンセプトについて、病院における実例を含めて詳しい講演がなされた。院内の様々なサービスを仮想環境に構築することでハードウエアの利用効率を上げることができるが、コスト面でのメリットを出すためにはある程度の大きな数の仮想環境を統合する必要があり、導入時のアセスメントが大事であるとのことであった。仮想サーバを稼働させたまま別のハードウエアに移動させることでメンテナンスなどによるサービスの停止を回避できるなど、興味深い技術が紹介された。
 続く各ベンダーの発表のテーマは、タブレット端末などのスマートデバイスと外部保存クラウドの医療への利用の2点であった。今回が初参加となるベンダーも多く、これらの分野への急速な期待の高まりを感じた。スマートデバイスの種類が増え、AndroidでもiOS(iPhoneやiPad)と同じようなサービスやソフトウエアを利用することが可能となりつつあり、内容的にも多種多様な製品が紹介された。モバイル系のデバイスの特徴として、いずれの施設においてもBYOD(Bring Your Own Device:個人端末の持ち込み利用)や患者向け端末などの潜在的な需要が存在すると考えられるが、それらについてもいくつかの提案があり、病院内でより多くのスマートデバイスが利用される近未来にむけて着実に進んでいるようである。

※続きは「Rad Fan」2012年 11月号(2012年10月末発売)にてご覧下さい。

このページの先頭へ戻る