SONIMAGE613 <超音波診断装置>

  

 

コンパクトでも高画質

 SONIMAGE613はコンパクトボディのミドルクラス機。低価格のコンパクト機ながら、高画質を実現している。本体重量が61kgと軽量で小回りもきくため、ベッドサイドにも置くことができる。またストッパーが4つ付いており、地震の際にも安心だ。6つの形式のプローブが搭載されており、今後は小児用プローブの搭載も予定。モニタは180°回転、操作パネルの上下の高さも調整できるエルゴノミクスデザインとなっている。

 高画質のポイントの1つとして、空間コンパウンド処理がある。この空間コンパウンドとは複数方向からの超音波ビームを合成する画像処理技術である。

 オプションとしてAuto IMT計測機能を付加することも可能で、動脈硬化の際に頸動脈の内中膜複合体厚の計測を自動で計測し解析表示することができる。

 さらに従来は2画面表示の際、左右だったものを上下に表示することが可能で、横方向を削ることなく表示可能なため、整形外科分やなど体表の浅い部分の比較に有用である。

 新規開業時にはコニカミノルタ社のCRやコンソールと連携して導入することで、患者情報を連動させて便利に使用することが可能となる。

  

SONIMAGE613

2画面を上下に並べて表示できる