オリンパス、全都道府県別に男女計18,800人を対象とした 「胃・大腸がん検診と内視鏡検査に関する意識調査白書2021」発行

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オリンパス㈱は、全都道府県別の30~60代男女計18,800人を対象に調査を実施し、「胃・大腸がん検診と内視鏡検意識調査白書2021」としてまとめた。この調査では、74.1%はがんにかかる不安を抱えているものの、がんの早期発見・早期治療の重要性、検診に対する認識不足や経験不足などが、
がん検診受診率の低さに影響していることが明かになった。

1981年以来、がんは長年にわたり日本人の死因第1位である状況を受け、2006年に「がん対策基本法」が制定され、その翌年に「がん対策推進基本計画」が策定されました。この基本計画において、国と地方公共団体はがん検診受診率を50%以上にすることを目標としています。
しかし、厚生労働省が定期的に検診の受診を推奨している五つのがんにおいても、その受診率は50%に及ばない状況にある。

消化器内視鏡のリーディングカンパニーであるオリンパスは、以前より企業市民活動の一環として、自治体とがん対策に関する協定を締結するなど、胃がん・大腸がんの検診・精密検査の受診率向上に向けた取り組みを行っている。今回、がん検診や内視鏡検査に関する意識調査の結果をまとめた白書を発行することで、一般市民の皆さまにがんおよびがん検診についての理解を深めていただくきっかけになることを願っている。また、全国の医療行政や医療従事者の方々にもこの白書を活用していただくことにより、胃がん・大腸がんの検診・精密検査の受診率向上や、胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療によるがん死亡率の低減に貢献していく。

 

・「胃・大腸がん検診と内視鏡検査に関する意識調査白書2021」の主な内容
1.コロナ禍での健康意識や医療機関受診に対する考え

コロナ禍でも「がん検診を受診する」は45.2%(40~60代では48.7%)
61.8%が「コロナ禍で医療機関を受診しないことで、病気の早期発見を見逃すことが不安」

2.がんに関する意識と知識

4人に3人(74.1%)が「がんにかかることが不安」
女性の死亡原因で一番多いがんを「大腸がん」であると認識している人は20.9%にとどまる
胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療による5年生存率は90%以上だが、その認知度は20~30%にとどまる。早期発見・早期治療の重要性についての 正しい認識が不足していることが明らかに

3.胃がん検診と胃内視鏡検査に対する意識(40~60代)

胃がん検診において、毎年または2年に1回の頻度でX線(バリウム)検査を受診している人は31.4%、胃内視鏡検査は21.4%
胃の内視鏡検査は、勤務先の費用負担がある場合に受診機会を得ている人が多い
胃の内視鏡検査について、80.8%が「つらいイメージ」。「つらくないイメージ」を持つ人の45.1%が「実際に受けたら、想像していたよりも楽だったから」と回答

4.大腸がん検診と大腸内視鏡検査に対する意識(40~60代)

大腸がん検診(便潜血検査)を毎年受診している人は42.7%。男性50代(52.0%)が多く、女性40代(35.2%)が少ない
便潜血検査実施者のうち21.4%に陽性経験あり。陽性経験ありでも14.4%が「精密検査を受けていない」と 回答し、「痔の出血かも」「自覚症状がないから」など、自己判断による理由が多い
大腸の内視鏡検査について86.5%が「つらい」。また77.3%が「検査前の準備が大変」というイメージを抱いていた。

5. 内視鏡や内視鏡検査に関する意識

内視鏡でできる治療について3人に1人(33.7%)が「知らない」。早期発見の場合、開腹をすることなく内視鏡で病変を切除する治療が可能であるなど、患者さんの負担を減らせることについて認知向上が必要である。

・「胃・大腸がん検診と内視鏡検査に関する意識調査」(2021年度)調査概要
・実施時期:2021年3月5日(金)~ 2021年3月14日(日)
・調査手法:インターネット調査
・調査対象:30~60代男女18,800人(各都道府県 男女性年代別各50人)

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