小野薬品、冠動脈CTにおける描出能改善剤「コアベータ静注用12.5mg」製造販売承認取得のお知らせ

2011.08.23
小野薬品工業(株)(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁、以下、小野薬品)は、7月1日、冠動脈CTにおける描出能改善剤「コアベータ静注用12.5mg(一般名:ランジオロール塩酸塩、以下、コアベータ)」の製造販売承認を取得した。本剤は、冠動脈CTにおける描出能を改善させる日本初の薬剤である。
近年、狭心症や急性心筋梗塞などの虚血性心疾患における冠動脈の狭窄の程度を診断する方法として、冠動脈CTが注目されている。冠動脈CTは、心臓カテーテルによる冠動脈造影とは異なり、動脈の穿刺を必要としない低侵襲の検査であり、また、外来で比較的短時間で終了する簡便な検査である。
しかし、冠動脈CT検査をする時に心拍数が高くなり、画質の低下を生じて、的確な診断が困難となる場合がある。そこで、検査中の短時間だけ心拍数を下げて撮影する必要がある。
「コアベータ」は、主に心臓に多く存在するβ1受容体を選択的に遮断し、心拍数を速やかに低下させる薬剤であり、心拍数が高い場合でも、当該検査前に本剤を投与することで心拍数を下げ、冠動脈CTにおいて、より鮮明な画像を得ることが期待できる。
「コアベータ」は、国内において販売中の注射用オノアクト50と同一有効成分である。注射用オノアクト50は、当社が創製・開発した短時間作用型β1受容体遮断剤で、2002年7月に「手術時の下記の頻脈性不整脈に対する緊急処置:心房細動、心房粗動、洞性頻脈」の効能・効果で承認され、また、2006年10月には「手術後の循環動態監視下における下記の頻脈性不整脈に対する緊急処置:心房細動、心房粗動、洞性頻脈」の効能・効果が追加承認され、これまでに多くの患者に使用されている。 

■承認内容の概要
製 品 名:コアベータ静注用12.5mg(英名:COREBETA)
一 般 名: ランジオロール塩酸塩(英名:Landiolol Hydrochloride)
効能・効果: コンピューター断層撮影による冠動脈造影における高心拍数時の冠動脈描出能の改善
用法・用量 :ランジオロール塩酸塩として、1回0.125mg/kgを1分間で静脈内投与する。

■お問い合わせ
小野薬品工業(株)
TEL:06-6263-5670
URL:http://www.ono.co.jp/

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