Siemens Healthineers、血管内治療支援ロボットで先駆的な米国コリンダス社の買収手続きを完了

2019.12.10

●Siemens Healthineersの戦略「Healthineers Strategy 2025」が目指す、治療事業拡大の一環
●自社の脳血管撮影装置及び心血管撮影装置とコリンダス社のロボット技術を融合することで、低侵襲治療のプロセスを最適化

 
 Siemens Healthineers AG(ドイツ、エアランゲン)は、本年8月に発表したCorindus Vascular Robotics, Inc.(以下、コリンダス)の買収の手続きを10月29日付で完了した。合意に基づき、Siemens Healthineersはコリンダス社の希薄化後の全株式を1株当たり4.28米ドル、総額約11億米ドルで取得する。

 コリンダス社は米国マサチューセッツ州ボストンを拠点とし、低侵襲治療のためのロボットシステムを開発、製造、販売している。従業員数は約100人である。同社のシステムは、カテーテルやガイドワイヤーを正確にコントロールしたり、画像を通じてステント留置手技などをサポートする。また、リモートコントロールのモジュールを用いて手技が行えるため、術者はカテーテルテーブルの横に立つ必要がなく、術者の被ばく低減にも貢献できる。コリンダス社のロボットシステム「CorPath GRX※1」は2019年10月現在、米国FDA認証および欧州CEマークを取得している唯一の心臓・中心循環系用カテーテル操作システムだ。

 今後、このシステムはSiemens Healthineersの血管撮影装置と併用できるようになり、高精度な画像技術とロボット支援による一層の低侵襲治療を可能にする。また、将来的にはSiemens HealthineersのAIソシューションとの融合も見込んでいる。

 Siemens Healthineers CEOのベルント・モンタークは以下のように述べる。
「隣接した成長市場への参入は、当社のSiemens Healthineers Strategy 2025で定めた戦略的目標のひとつであり、”Therapy of tomorrow(治療の未来)”を追求したものです。コリンダス社とともに、ロボット支援下インターベンション分野を開拓し、医師とスタッフ、患者の双方にとって、より安全で効果的な低侵襲治療を迅速かつ正確に行うことを可能にします。今回の買収は、イメージング、デジタル技術、AIの強力なポートフォリオとともに、治療の成果をさらに向上させるための相乗効果を生み出せるものと確信しています」

 本買収手続き完了後、コリンダス社は独立した法人として存続し、Siemens Healthineersのアドバンストセラピー事業本部における1ビジネスラインとして再編される。
 

※1 CorPath GRX
   販売名:CorPath GRX
   システム承認番号:23000BZI00017000
   製造元:Corindus, Inc.
 

 当資料はSiemens Healthineers AGが2019年8月8日および10月29日に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものである。当資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容及び解釈については両言語が優先される。原文プレスリリース及び関連資料は以下のURLから。
https://www.siemens-healthineers.com/press-room/press-releases/pr-closing-corindus.html
https://www.siemens-healthineers.com/press-room/press-releases/pr-20190808032shs.html

●お問い合わせ
シーメンスヘルスケア株式会社
URL: https://www.siemens-healthineers.com/jp/

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