エルピクセル、医用画像解析ソフトウェア EIRL aneurysm (エイル アニュリズム)を発売

2019.10.16

 
脳MRI画像から「脳動脈瘤」診断支援
深層学習を活用した脳MRI分野のプログラム医療機器として国内初の薬事承認を取得

 

 エルピクセル(株)は、脳MRI画像を人工知能(AI)、とりわけ深層学習(Deep Learning)を活用した技術によって解析し、脳動脈瘤の疑いがある部分を検出する医用画像解析ソフトウェア EIRL aneurysm(エイル アニュリズム)を日本国内で発売する。
 本ソフトウェアは、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づき、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)により「管理医療機器」としての承認(承認番号:30100BZX00142000)を2019年9月17日に取得。深層学習(Deep Learning)を活用した脳MRI分野のプログラム医療機器として、日本国内で初めての薬事承認となる。
 

【EIRL aneurysm(エイル アニュリズム)概要】 
・販売名  医用画像解析ソフトウェア EIRL aneurysm(エイル アニュリズム)
・承認番号 30100BZX00142000
 

【主な特長】
1. 医師による読影をサポート
 脳MRI画像より2mm以上の嚢状動脈瘤に類似した候補点を検出しマークを表示することで、医師による読影をサポートする。医師単独で読影した場合の感度68.2%と比べ、本ソフトウェアを用いて読影した場合は感度77.2%となり、診断精度の向上が認められた※1

ワークステーション等に表示される「脳動脈瘤」候補点検出イメージ

 
2. 既存の医用画像管理システム(PACS)やモダリティと接続可能 
 国際的な医用画像規格「DICOM」に準拠しており、各医療機関で既に導入しているPACSやモダリティから画像データを送受信し、医師の手元にあるワークステーション等に解析結果を出力することが出来る。

 
 
【開発の背景】
1. 「脳ドック」の普及

 世界有数のMRI保有国である日本では※2、比較的安価にMRI検査を受診できることから「脳ドック」が普及しており、「未破裂脳動脈瘤」が発見されるケースが多くなっている。「脳動脈瘤」は破裂することで「くも膜下出血」の要因となる。

2. 医師の負担軽減
 MRIなどのモダリティの進化とともに画像情報が膨大化することで、読影診断を担う放射線科医、脳神経外科医の作業量は増えている。医療現場では「医師の働き方改革」の推進が急務となっており、テクノロジーを活用した、質が高く、効率的な医療の実現が求められている。
 

【次世代医療診断支援技術「EIRL(エイル)」について】
 「EIRL(エイル)」は、人工知能を活用した医療画像診断支援技術の総称である。高度化するモダリティとともに、医療画像診断の作業は膨大化している。人工知能を活用した独自のアルゴリズムによって、脳MRI、胸部X線、大腸内視鏡などの医療画像情報を解析し、効率的で、正確な診断が出来る環境の提供を目指す。

 
 
▼ 販売中の「EIRL」シリーズ
販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL basic(エイル ベーシック)
製造販売認証番号:230AGBZX00107000
機能:白質高信号領域計測/Evans index自動計測/Callosal Angle自動計測
 

※1 未破裂脳動脈瘤と診断された50症例及び未破裂脳動脈瘤がないと診断された150症例のMRI画像を対象に20名の医師による読影試験結果の平均値。
・放射線科医:経験年数5年未満(5名)及び5年以上(5名)
・脳神経外科医:経験年数6年未満(6名)及び6年以上(4名)
※2 OECD(経済協力開発機構)による2017年の調査では、日本における人口100万人あたりのMRI保有数は51.7台であり、G7の平均25.8台、OECD関連国の平均15.2台を大きく上回る。
 

●お問い合わせ
エルピクセル株式会社
URL:https://lpixel.net

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