日立製作所、世界最大規模のイベント 「Hitachi Social Innovation Forum 2017 TOKYO」を開催

2017.09.19

 (株)日立製作所(以下、日立)は、よりよい未来を実現するアイデアをお客さまと共有し、オープンに語り合う機会を創出するため、11月1日(水)、2日(木)の両日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて、日立グループにおける世界最大規模のイベントである「HitachiSocialInnovationForum2017 TOKYO」を開催する。

 日立は、通算で19回目の開催となる本イベントを、北米、欧州、アジアをはじめ世界の各地域で開催している自主イベントのフラグシップイベントとして位置づけており、本年は37,000人以上の累計来場者数を見込んでいる。「社会の未来を変えるアイデアがここに」をテーマに、講演、ビジネスセッション、セミナー、展示などの多彩なプログラムを通じて、デジタル技術を活用した社会イノベーション事業における、現在から少し先の未来へ向けた具体的な取り組みをお客さまやパートナーとともに展望する。

 基調講演では、執行役社長兼CEOの東原敏昭が、「世界の変化をリードする社会イノベーション」と題し、日立がお客さまやパートナーとの協創を通じて進めてきた社会イノベーション事業で、デジタルトランスフォーメーションや第4次産業革命といった世界の変革を如何にリードしていくのか、 その取り組みや、めざす姿についてお話しする。

 特別講演では、ピューリッツァー賞受賞作家、科学者で『銃・病原菌・鉄』の著者としても有名なジャレド・ダイアモンド氏が「伝統と未来をつなぐ。~現代社会への提言~」と題し、人類史・文明史から導きだす、現代社会の本質と進むべき道について提言。また、国立情報学研究所社会共有知研究センター長、教授の新井紀子氏が人工知能(AI)の可能性と限界、ヒトとAIの共存する社会について、米・バーナード・カレッジ総長のシアン・バイロック氏がアイデア創出のための認知科学について、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄氏がイノベーション創出への視座についての講演を実施し、ビジネスを取り巻く環境の変化や新たな協創を加速させるヒントを紹介する。

 ビジネスセッションでは、日立が注力する電力・エネルギー分野、産業・流通・水分野、アーバン分野、金融・公共ヘルスケア分野など、7つのテーマについて議論する。グローバルに活躍するさまざまな分野の第一人者、有識者、経営者、日立の経営幹部たちが、「IoTが加速するビジネスと社会のイノベーション」、「分散電源がもたらすエネルギー革新」、「近未来の『医療×AI & デジタル』」、「『つながり』から生まれる価値とビジネス革新~バリューチェーンからエコシステムへ~」、「デジタル社会の 未来型都市を語る」、「ブロックチェーンが変える生活・社会」、「サステナブルな未来の創出に向けた 企業の使命~SDGs達成に貢献する日立の社会イノベーション事業~」について議論し、社会イノベーションが拓く豊かな未来を示していく。

 展示会場では、世界各国で進化を続ける社会イノベーション事業の事例を幅広く紹介する。お客さまとの協創を通じて、社会イノベーションを加速させるヒントを、「ENERGY」、「INDUSTRY」、 「URBAN DEVELOPMENT」、「FINANCIAL」、「HEALTHCARE」、「Connected by Lumada」、 「SECURITY」、「WORKSTYLE INNOVATION」の計8つのゾーンに分け、お客さまの興味を喚起し、対話を活性化する体験型・立体型を含む20テーマ以上の展示を通じて幅広く紹介する。また、お客さまの経営課題を解決するソリューションや、それらの事例を紹介する60以上のセミナーを通じて、日立の社会イノベーション事業を分かりやすく訴求していく。

■開催概要

■Hitachi Social Innovation Forum 2017 TOKYO オフィシャルサイト
URL:http://hsiftokyo.hitachi

●お問い合わせ先
株式会社日立製作所 HitachiSocialInnovationForum2017TOKYO事務局
TEL:03-4235-6140 (9:30~12:00、13:00~17:00 (土、日、祝日を除く))

E-mail:contact.hsiftokyo.jq@hitachi.com
URL: http://www.hitachi.co.jp/