アドバンスト・メディア、訪問医療・介護向け クラウド型音声入力管理サービス「AmiVoice® iVoX Medical」10月上旬 販売開始

2017.07.11

スマートフォンに話すだけで簡単に記録の作成・管理・共有が可能に

 (株)アドバンスト・メディア(以下、アドバンスト・メディア)は、訪問医療・介護向けクラウド型音声入力管理サービス「AmiVoice iVoX Medical(アミボイス アイボックス メディカル)」を10月上旬より販売開始する。音声認識を活用し、スマートフォンに話すだけで簡単に記録の作成・管理・共有が可能になる。7月12~14日、東京ビッグサイトにて開催される「国際モダンホスピタルショウ2017」(ブース番号:A-9)に参考出品される。
 
【背景】
 少子高齢化が進む昨今、2025年には人口の30.3%、2055年は39.4%が65歳以上になる超高齢化社会化が予測されている。高齢化に伴う通院困難者の増加、質の向上を重視した医療への期待の高まりから、在宅医療へのニーズが大きく増加しているが、それに伴い在宅診療に関わる従事者の業務負担は増加しており、環境の整備・充実による負担軽減が大きな課題となっている。

【AmiVoice iVoX Medical、概要】
 場所と時間を問わず、スマートフォンに話すだけで簡単に記録の作成・管理・共有ができる、訪問医療・介護向けクラウド音声入力管理サービスである。声を使うことで、業務負担をかけずにいつでもどこでも簡単に情報を記録する事ができる。
 スマートフォンアプリに吹き込んだ音声は、高セキュリティの医療向けのクラウド環境に送信され、音声認識により文字化される。送信した音声ファイルと音声認識結果のテキストデータは、紐づいた状態で共に蓄積される。また画像データも送信でき、音声ファイルと共に蓄積することが可能である。アップロードされた各データは、院内・事務所などPCブラウザからアクセスできる。PC上にデータファイルを残さないので、セキュアな環境で、記録の確認やテキストデータの編集などを行うことが可能である。
 訪問医療・介護の現場では、日々多種多様な記録を取り扱っているが、未だ多くの現場では手書きや施設に戻ってから記録作成を行っており、大きな作業負担となっている。「AmiVoice iVoX Medical」は、訪問時の記録作業の無駄を排除し、大幅な効率化と情報共有のスピード化を実現する。

【ブラウザ画面】



【AmiVoice iVoX Medical、特徴】
①話すだけで簡単に記録作成が可能に。現場の作業負担を軽減
 スマートフォンのアプリに話すだけで、簡単に記録を作成ができる。また、音声と共に画像の送信も可能である。クラウド上に送った音声は音声認識により文字化される。施設に戻った後でのメモの書き写し作業が不要になり、現場の記録作業負担を最大限に軽減し診療に集中することができる。従来の記録業務と比較し、大幅な効率化を実現した。
 また、音声認識・音声対話専用のバッジ型のウェアラブルマイク端末「AmiVoice Front WT01」と連携利用する事で、スマートフォンを操作せずにハンズフリーで音声入力を行うことが可能である。

【AmiVoice Front WT01との連携利用イメージ】

②音声と文字が自動で紐づけ。専用アプリで簡単書き起こし
 音声とテキストデータは自動で紐づけされ、ストリーミング再生で確認することができる。再生速度調整(高速化・低速化)、巻戻し秒数設定、繰返し再生などの、書き起こしに特化した各種機能がついており、認識誤りも簡単に修正することができる。

③医療・介護用語に特化した専用の音声認識エンジンを搭載
 医療・介護用語に特化した専用の音声認識エンジンを用いているため、各種専門用語もスムーズに文字化できる。また、単語登録機能が付随しているため、院内用語や人名などを個別に登録することもできる。
 販売開始は、2017年10月上旬を予定している。また価格は、初期費用5万円、1施設当たり月額1,700円からである。訪問医療・介護を中心に今後、訪問調剤や院内活用、救急医療など医療記録が必要な幅広い業務への活用を見込んでいる。
 アドバンスト・メディアでは、医療現場での更なる音声入力普及を目指し、今後も積極的な製品開発やサービス提供に取り組んでいく。

出展:今後の高齢者人口の見通し(厚生労働省)



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