シーメンスヘルスケア、業界最上位クラスのデュアルソースCT装置*「SOMATOM Drive」を発売

2016.08.05

 シーメンスヘルスケア(東京都品川区)は、業界最上位クラスのデュアルソースCT装置「SOMATOM Drive(ゾマトムドライブ)」の販売を開始した。SOMATOM Driveは、臨床のみならず研究分野にも対応する「SOMATOM Force」の技術を継承し、デュアルソースCTのメリットをより多くの被検者および医療従事者に提供する。バランスのとれた装置設計により、より幅広い層の医療機関へのデュアルソースCTの普及が期待できるため、さらなる被ばく低減や造影剤使用量の低減を推し進め、今後のCT検査のスタンダードを引き上げる。

■SOMATOM Driveの特長

・可能な限り低侵襲なCT検査を追求
 一般的に低管電圧撮影は被ばく低減や造影剤使用量の低減といったメリットがあるが、CT装置にはハイパワー設計が要求されるため、適用に制限があった。SOMATOM Driveは、低管電圧においても高画質を維持できる最大1.5A(750mA×2)の管電流設定が可能なハイパワー新型X線管「Straton MX Sigma」を搭載し、低電圧撮影をルーチン検査として実施できるハードウェア設計となっている。さらに、70~140kVまで10kVごとに管電圧を設定することができ、これまで固定管電圧で撮影してきたCT検査の概念を一掃し、「管電圧は検査に応じて選択する」という設計を実現している。被検者一人ひとり、個々の検査内容に応じた柔軟な管電圧設定ができることで、さらなる被ばく低減、造影剤使用量の低減を進めることができる。

・多様な診療領域で妥協しないCT検査を実現
 SOMATOM Forceから継承した検出器「Stellar infinity Detector」と、新型X線管Straton MX Sigmaを2対使用する高速二重らせん撮影により、75msという高い時間分解能と秒間450mmを超える高速撮影を実現。それにより、多くの心臓CT検査で心拍数を低下させるために投与されているβブロッカーを必須とせず、検査に携わるスタッフの負担軽減、薬剤削減に寄与するとともに被検者の負担を軽減することができる。また、息止めを必須としない検査が可能なため、臓器の動きによるブレを抑えた高い画質を提供するだけでなく、呼吸のコントロールが困難な乳幼児や重篤な状態の被検者に対しても妥協のないCT検査を提供する。

・ワークフローの最適化とプロセスの効率化
 新しいコントロールパネルによる直観的な操作と標準化・簡略化された撮影プロセス、さまざまなアシスト機能により、一貫した高いレベルのルーチン検査を実現するとともに、撮影時間の短縮や検査に関わるワークフロー全体の向上を支援する。さらに、夜間や救急といった通常とは異なる状況においても正確かつ迅速な検査が可能な使いやすい設計となっている。

本製品に関する情報は、シーメンスヘルスケア ホームページの製品紹介ページに記載されている。
URL:https://www.healthcare.siemens.co.jp/computed-tomography/dual-source-ct/somatom-drive

*一般的なCT装置はX線管、検出器を1対搭載しているが、デュアルソースCT装置はX線管、検出器を2対搭載している。2対のX線管による同時データ収集は撮影時間の短縮化、心臓など動きのある臓器への対応強化、異なる管電圧撮影による機能評価を可能にし、CT検査の臨床的応用を広げる。

SOMATOM Drive外観写真

〇お問い合わせ先
シーメンスヘルスケア(株)
URL:https://www.healthcare.siemens.co.jp/

このページの先頭へ戻る