フィリップス、新型超音波診断装置「Affiniti(アフィニティ)」を発売

2014.10.17

-プレミアム品質をリーズナブルに。現場の声にお応えしたルーチン・マシーン

(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、10月16日より、新型超音波診断装置「Affiniti(アフィニティ)」の販売を開始する。

左:Affiniti 右:EPIQ
搭載可能なトランスジューサは計23本
 「Affiniti」のコンセプトは“Mini EPIQ(ミニ・エピック)”。同社のプレミアム超音波診断装置*1である「EPIQ」を踏襲したデザインは、画面サイズはそのままで筐体の小型化(「EPIQ」と比較して約20%減)に成功した。これにより、“高性能機をいつでも、どこでも”という現場のニーズに応える。トランスジューサにはPureWave クリスタル*2を採用し、描出困難な患者様の診断を容易にする。さらに、A.I.*3を搭載した定量解析ソフトQLAB(キュー・ラボ)*4や、乳腺や肝臓の硬度を定量測定するエラストグラフィ*4が搭載可能。心臓・腹部・産婦人科などの全てのアプリケーションに対応した、オールマイティな装置である。

 「Affiniti」の希望販売価格は、7千万円で(税込、仕様により異る)、国内初年度の販売目標台数は約300台を見込んでいる。

市場状況と顧客ニーズ
 近年、超音波診断市場では、診断領域に特化した専用機のニーズと、さまざまな領域に対応可能な汎用機のニーズの、二極化が進んでいる。従来、中小規模の病院では、検査室から病棟ポータブルまで1台でできる、コンパクトで操作性の良い装置が求められてきた。これに加え、大規模病院でも超音波センターを設立し、超音波装置を一括管理する流れがあり“1台で何でもできるエコー”が求められつつある。これらの市場の中で、同社は数十年に渡り、循環器プレミアム超音波診断装置*5を提供し続けてきた。しかし、今回、プレミアムクラスの機能をそのままに、全てのアプリケーションに対応するコンパクトな新製品「Affiniti」を発表する。これまで、最上位機種でのみ使用可能であった様々な最新技術を搭載*6し、日本のユーザーの声を反映させた操作性(タブレット型タッチスクリーンなど)を採用した、新しい世代の超音波診断装置である。

新型超音波診断装置「Affiniti」の主な特長
1. 新しいプラットフォーム設計“Mini EPIQ”
 「フィリップスの超音波診断装置は、性能は良いが大きい」という、お客様からの声に耳を傾け、日本の使用環境に合わせたデザインを開発した。プレミアムクラスの高性能をコンパクトな筐体(約80kg)に収めた、全アプリケーションに対応したオールマイティな装置だ。起動音は“図書館にいるような静かさ(37-41dB)”で診断に集中できる環境を提供し、省エネ設計(<289VA)で地球環境に優しいデザインである。新しいタブレット型インターフェースを採用し、検者の動線を短く(40~80%減*7)、操作回数を減らし(15%減*8)、限りなくシンプルで直観的な操作を実現した。
 また、長期間安定して使えるよう4,500時間を超える負荷試験を実施し、耐久性にも優れた装置である。
2. PureWave クリスタル(単結晶)テクノロジー
 「Affiniti」は、プレミアムクラスにのみ搭載がゆるされていたPureWave クリスタル(単結晶)トランスジューサが使用可能。食生活の変化とともに、日本人でも肥満患者が増加する傾向にあり、これらの一般的に超音波で“見えにくい”と言われる患者さんの検査に、PureWave クリスタルは大きな力を発揮する。検査時間が最大38%短縮でき*9、検者の負担が最大85%軽減*9できるという臨床研究データが発表されている。すべての患者さんの診断に自信を与える画像を提供できるPureWave クリスタルのニーズは、今後ますます高まると予想される。
3. アドバンス定量解析*10
 「Affiniti」は豊富な解剖学的構造モデルのデータベースを有し、これに基づいたアクティブな診断サポートが可能。ユーザーがクリックすることを必要としない、心機能の定量解析アプリケーション“ZeroClick テクノロジー”(aCMQA.I.)や、近年、要望が高まってきているAuto EF:自動駆出率算出(a2DQA.I.)により診断をサポートする。これらにより、これまで問題であった、検者による結果の違いをなくし、短時間で再現性の高いデータを臨床に提供する。この他にも、硬さを定量解析するエラストグラフィは、乳腺用(ストレイン)と肝臓用(シェアウェーブ)の2タイプを搭載可能。これらの解析機能により、検査時間を短縮しつつ、日々の検査に新しいデータを追加し、診断レベルを高めることが期待できる。

*1 フィリップス社製超音波診断装置内での位置づけ
*2 PureWaveクリスタルとは単結晶の圧電素子のことで、圧電変換効率がほぼ100%となっている
*3 A.I.とはAnatomical Intelligence の略で、装置内に内蔵された膨大な解剖学的臨床データのことである
*4 オプション
*5 フィリップス社製超音波診断装置内での位置づけ
*6 オプションを含む
*7 従来のフィリップス社製超音波診断装置iE33との比較
*8 従来のフィリップス社製超音波診断装置iU22との比較
*9 non PureWave(PZTセラミック)トランスジューサとの比較
*10 オプション

●お問い合わせ
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン
TEL:0120-556-494
URL:http://www.philips.co.jp/

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