ACUBE、FirePro 3D GraphicsシリーズからPCoIPリモートマルチディスプレイソリューション「AMD FirePro R5000」をリリース

2013.02.25
 (株)エーキューブ(本社:東京都千代田区、代表取締役:武藤和彦)は、3Dグラフィック アクセラレータ AMD FirePro 3DGraphicsシリーズより、AMD社のGPUテクノロジーとTeradici社の高度な転送/圧縮機能を1枚のカードに一体化させた、「AMDFirePro R5000」をリリースする。従来のリモートグラフィックスボードよりも、優れたパフォーマンスを発揮する。
 
 「AMD FirePro R5000」は、柔軟性、安全性が高く、管理しやすいソリューションであり、一度に複数のアプリケーションをマルチディスプレイで展開しながら作業するプロフェッショナルユーザや高解像度の画像/動画/3Dモデリング/アニメーション・アプリケーションを操作するために、より高いグラフィックス性能を必要とするプロフェッショナルユーザなど、ハイパフォーマンスのワークステーション・コンピューティング体験を提供する。エンジニアリング、設計、アニメーション、金融サービスの領域や、医療画像を扱う領域の従業員に対して、堅牢で安全、そしてより管理しやすいシステムを提供したいと考えているIT部門マネージャーにとって、AMD FirePro R5000はあらゆるニーズを満たす最高の製品だ。
 
 Teradiciが提供するPCoIPテクノロジーは、ネットワーキング内の高度なグラフィックス圧縮アルゴリズムと最新の最適化技術を使用。
 AMDのGPUが生成するピクセル・ストリームはTera 2240プロセッサーに送信され、その後Tera 2240プロセッサーがグラフィックス、USB、オーディオのすべてのストリームを圧縮、暗号化する。ユーザの自席にあるPCoIP対応デバイスにIPネットワーク経由で送信された画像は、グラフィックス、USB、オーディオのすべてのストリームが完全に再現された形で表示される。転送されるのはピクセルだけであるため大規模なデータ・ファイル、モデル、動画を転送するよりも圧倒的に高速であり、結果として遅延が最小化される。
 AMD FirePro R5000リモートグラフィックスカードは、業務で複雑なモデル、大規模なデータセット、高解像度の画像/動画を使うプロフェッショナルに対して、IP経由の無類のアプリケーション・レスポンスを実現する。Teradiciの次世代PCoIPホスト・プロセッサーを備えたTera2240は、毎秒300メガピクセルを転送できるほか、単一のIPネットワーク接続でユーザ1人当たり最大4台のディスプレイをサポートできる。AMDFirePro R5000には2GBのGDDR5メモリと、AMDの最新グラフィックス・アーキテクチャであるGCN(Graphics Core Next)をベースとした強力なミッドレンジGPUも搭載されているため、毎秒最大16.5億個のトライアングルを処理することが可能。
 AMD FireProR5000を使用すれば、業務においてグラフィックス・リッチなコンテンツとマルチタスクを複数のアプリケーションにわたって難なく、自信を持って扱えるようになる。
 
 
※「AMD FirePro R5000」は、2013年3月中旬より出荷開始、全国のパソコン小売店・量販店で中心に販売される。
 
 
●お問い合わせ
(株)エーキューブ
マーケティング担当:遠藤
TEL:03-3221-5950
URL:http://www.acube-corp.com/