富士フイルム、遠隔画像診断治療補助システム「i-Stroke」が「MCPC award 2012 特別賞」を受賞

2012.04.23
 富士フイルム株式会社(社長:古森重隆)の遠隔画像診断治療補助システム「i-Stroke(アイストローク)」が、MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が主催する、「MCPC award 2012」において特別賞を受賞した。

 「MCPC award 2012」は、モバイルコンピューティングの導入により高度なシステムを構築し、「業務効率化」「業績向上」「顧客満足度向上」「社会貢献推進」や「先進的なモバイル活用」などの成果をあげている企業や団体等の事例を募集・顕彰するもので、2003年度より毎年開催されている。

 今回「MCPC award 2012」特別賞を受賞した「i-Stroke」は、スマートフォンを利用して脳卒中の救急医療をサポートする遠隔画像診断治療補助システム。脳卒中を発症した救急患者を受け入れた病院の担当医から、院外にいる専門医の持つスマートフォンに患者の検査画像や診療情報を送信し、脳卒中発症時の治療に必要な処置情報をやり取りすることで、担当医の診断や治療をサポートすることができる。

 脳卒中は迅速かつ適切な処置が患者の生死や予後を左右するが、「i-Stroke」は、緊急時の専門医不在時でも、院外の専門医から的確なアドバイスを受けられることを可能にし、迅速な治療に役立てられている。「いつでもどこでもだれでも」使えるというモバイルコンピューティングの特性を活かし、既に実際の医療現場でも使用されて成果につながっている点を評価され、受賞することができたと同社では考えているという。

 「i-Stroke」は、脳卒中の患者が運び込まれた病院から、あらかじめ登録された専門医のスマートフォンに一斉連絡ができる「ストロークコール機能」、すべての検査画像や専門医のコメントを時系列で見ることができる「タイムライン表示」など、より速く、より正確な診断と治療をサポートする多彩な機能を搭載している。また、患者の意識状態や外傷の状況、病状、心電図モニターの波形などを、院外にいる専門医があたかも院内にいるかのように共有でき、患者の状態をより的確に把握した上で、院内の担当医に適切なアドバイスを行うことも可能となる。

授賞式で特別賞を授与される、富士フイルム株式会社 メディカルシステム事業部部長の菱沼和弘氏(写真右)
このページの先頭へ戻る