ナナオ、LANによる映像伝送に対応した液晶モニタを開発

2012.04.17
 株式会社ナナオ(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、ローカルエリアネットワーク(LAN)で映像信号の伝送が行える液晶モニターを開発した。今年の夏、販売予定。

 液晶モニターは通常パソコン等と接続した信号ケーブルを経由して映像信号を受け取り、その内容を画面に表示する。これに対し、今般同社は、LAN で伝送された映像信号を復号・表示する機能を内蔵したモニターを開発した。

 無線LAN での信号伝送も可能なため、パソコンとモニターが同一ネットワーク上にあれば、信号ケーブルの接続なくモニター表示が行える。このため、ケーブルの敷設が出来ない環境やパソコンの設置が困難な場所でもモニターが利用できるとともに、設置後のレイアウト変更も容易になる。加えて、一つのパソコンから同じ画像を複数のモニターに表示する機能も搭載する予定だ。

 このような特長を活かして、当社では、工場の生産ラインの進捗状況表示や、店舗内の広告表示、イベント等でのプレゼンテーション表示などの用途への導入を見込んでいる。

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株式会社ナナオ 営業1部 産業機器営業課
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