島津製作所、デジタル式回診用X線撮影装置にワイヤレスタイプのコンパクト/大視野FPDの2パネルを搭載

2012.04.17
 (株)島津製作所は、X線撮影が必要な場所に装置を移動させて、その場で検査が行える充電式の デジタル式回診用X線撮影装置に、大小2種類のワイヤレスタイプの可搬型フラットパネルディテクタ(FPD:平面検出器)を搭載し、さまざまな診断撮影がよりスムーズに行える新製品(商品名:MobileDaRt Evolution(モバイルダート エボリューション)を発売した。コンパクトサイズのワイヤレスFPD、および大小2種類のワイヤレスFPDを搭載した製品は世界初となる。同製品シリーズは院内での回診用途だけでなく、救急医療、小児医療、地震などの災害時対策、インフルエンザなどの感染症対策でも威力を発揮する診断装置として国内外で好評を得、今回の新製品投入でさらにラインナップが充実した。

  新製品は、FPDと本体をつなぐケーブルをなくしたワイヤレスFPDにより、検査時における患者とFPDの撮影ポジショニング(位置あわせの作業)が、一層スムーズに行える。医療スタッフのワークフローが大幅に向上するとともに、撮影後わずか3秒で参照画像を表示することができるため、患者の負担も軽くなる。ケーブルがなくFPD全体をカバーで覆うことができるため、より衛生的であり、感染症対策が必要な場所での使用にも最適である。
 特にコンパクトワイヤレスFPDは、小児医療に配慮した高感度タイプで、ケーブルがなく取り回しが容易なことからNICU(新生児集中治療室)での使用に最適であり、小児医療現場におけるスピーディーな対応が可能となる。また、半切カセッテタイプの大視野ワイヤレスFPDはスタンダードタイプと被ばく低減を実現できる高感度タイプの2種類から選択いただくことが可能となった。

 同シリーズは、本体の総重量が420kgながらパワーアシスト制御により、女性スタッフでも静かに軽快に移動できることから、走行性、即時性、操作性、利便性において高い評価を得、すでに国内外で1000台以上が納入されている。中でも北米でのシェアは25%を超え、評価機関による調査でも、ユーザ満足度でトップの評価を得ている。

●主な特長
・ワイヤレスFPDで、医療スタッフも患者も、負担が軽減
 FPDと本体をつなぐケーブルをなくした「ワイヤレスFPD」により、撮影時の患者とFPDの位置あわせの作業が一層スムーズに行える。ケーブルがなくFPD全体をカバーで覆うことが可能なため、清潔さを保持しやすく、感染症対応などでの使用に最適。
・2種類のサイズのFPDにより、各部位の診断に最適な撮影が可能
 診断部位に応じて2種類のサイズのFPDが選択可能。特に世界で初めて回診車に搭載されたコンパクトワイヤレスFPDは取り回しがしやすく、従来よりもスムーズな撮影を可能とし、NICUでの新生児診断などを強力に支援
・撮影3秒後に本体モニタで画像確認ができ、迅速な処置が可能
 X線撮影後わずか3秒で、本体の15インチモニタに画像を表示。処置に必要な情報がただちに得られ、迅速な対応が可能である。FPDは、125μmの画素ピッチで高精細画像を実現。さらに撮影スピードが速く(最大32kW出力)、姿勢を保ちにくい小児や、救急搬送された患者の場合でも、ブレの少ないシャープな画像が得られる
・女性スタッフでも軽快に移動できる、抜群の走行性
 ハンドルを軽く押せばスムーズに動き始め、方向転換も軽々行える。走行音も小さく、静かに軽快に移動できるため、夜間も快適に使用できる。走行時に注意音を鳴らすことも可能。

●概要
商品名:回診用X線撮影装置「MobileDaRt Evolution(モバイルダート エボリューション)」
本体サイズ:全幅580mm 全長1220mm 総重量420kg
FPDサイズ:高感度コンパクトFPD 307(W)×384(H)×15(D)mm 重量2.3kg 大視野FPD 384(W) × 460(H) × 15(D)mm 重量3.4kg
価格(税込):高感度コンパクトFPDタイプ 90,000千円
        大視野FPDタイプ 120,000千円
        高感度コンパクトFPD+高感度大視野FPD2パネルタイプ 177,500千円
発売後1年間の販売予定数:270台(国内外で)

●製造販売認証番号
220ABBZX00229000
移動型デジタル式汎用X線診断装置 [回診用X線撮影装置MobileDaRt Evolution]

●お問い合わせ
(株)島津製作所
医用販売促進グループ
TEL:075-823-1271
URL:http://www.shimadzu.co.jp/

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