クック メディカル、年頭所感

2012.01.06
 米国Cook Medical(以下、クック メディカル、本社:インディアナ州ブルーミントン)の日本法人であるCook Japan(株)(以下、クック ジャパン、所在地:東京都渋谷区、代表取締役:矢込和彦)は2004年に設立されてから今年で9年目を迎える。同社はこれまで、体にできるだけメスを入れない「低侵襲」のデバイスを1つでも多く日本の医療現場・患者に届けるために、医師に情報芸協をう行う営業人員の増強、サプライチェーン・マネージメントの確立を始めとする組織の拡充に努めてきた。今年も引き続き組織の拡大・充実化を進め、低迷する日本経済の回復の一助もになっていきたい考えだ。また、2006年に承認を取得し、2007年に発売した腹部大動脈瘤治療用デバイス「ゼニスAAAエンドバスキュラーグラフト」に加え、画期的な製品を導入し続けていきたいという。

 現在の日本の医療環境を改めてみると、日本で実施される治験の数は年々減少傾向にある。その結果、医師が最先端のテクノロジーに触れる機会が少なくなり、将来的には日本の医療の空洞化を引き起こしてしまうのではとも見られている。同社はこうした問題に対するソリューションとして、治験や各種トレーニング機会を継続的に提供していくという。 

 日本では高齢化社会を背景に医療費削減の問題が引き続き課題となっている。同社が推進している低侵襲治療は、従来の手術と比較して患者の術後の回復が早く、入院日数が軽減されるため、トータルの医療費削減および、患者の体にかかる負担の軽減にもつながると考えられる。

●お問い合わせ
Cook Japan(クック ジャパン)広報担当
フライシュマン・ヒラード・ジャパン(株)
担当:原、中村
TEL:03-6204-4330
URL:http://www.cookmedical.com/jp/