
アキュリスファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:谷垣任優氏)は24日、神経・精神疾患領域における革新的な治療薬の開発と商業化を推進する、てんかん重積状態又はてんかん重積状態に移行する恐れのある発作が起きた時に投与する「スピジアR点鼻液5mg、同7.5mg、同10mg」(一般名:ジアゼパム)が、厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表した。
同剤は国内で初めての経鼻投与型抗けいれん薬であり、また成人においては初めての医療機関外で投与が可能なレスキュー薬として承認された。現在の薬剤治療においては、対象患者、投与するまでの時間、救急搬送においてアンメットニーズがあり、スピジアはそれらの解決に繋がる薬剤だ。
代表取締役社長の谷垣氏は、「アキュリスファーマとして1剤目となるスピジア?の製造販売承認を取得できたことを嬉しく思います。これまでご協力いただいた関係者の皆様に心より御礼申し上げます。いつ起こるかわからないてんかん発作に苦しむ患者さんおよび介護者の皆様にとって、この新たな治療選択肢が貢献できることを切に願っています」と述べた。

今回の承認申請は、多施設共同国内第III相臨床試験、国内第I相臨床試験、および海外臨床試験の結果に基づいている。
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