GE・ヘルスケアジャパン、2016年成長戦略発表会を開催

2016.04.19
川上 潤氏
藤谷京子氏
伊藤浩孝氏
 GE・ヘルスケアジャパン(株)は、4月7日(木)、赤坂パークビル(東京都港区)にて「顧客アウトカムの向上を目指したソリューション・カンパニーへの構想と取り組み」と題して2016年成長戦略発表会を開催した。
 まず、川上 潤氏(GEヘルスケア・ジャパン代表取締役社長兼CEO)が同社の今年の成長戦略を紹介。従来、社会のニーズは、病気を治療し社会復帰を目指すことにあったが、現在、病気と長く付き合っていくことが必要とされており、このような社会の変化などに対して医療システムやテクノロジーにも変化が求められている。同社としても、今までとは違う形での成長を遂げるため、現在ターニングポイントにあるという。具体的には、「デジタル活用」「臨床アウトカム改善」を柱にして製品サービスを提供し、顧客アウトカムの向上を同社は狙う。スペックの高い装置を提供するだけでなく、「安全」「迅速」「高品質」な検査を求める顧客のニーズに応えるべく、現場の声に耳を傾けてサービスを提供する、と同氏は語った。
 次に、藤谷京子氏(GEヘルスケア・ジャパン執行役員サービス本部長)が、新サービス「Brilliant Hospital」を説明。急性期での検査需要増加などの医療現場の課題をインダストリアル・インターネットで解決する。Predixをベースとしたクラウド型拡張性サービスで機器の予期せぬダウンタイムを削減。システム稼働の信頼性を上げて積極的な検査受け入れを支援する。
 最後に伊藤浩孝氏(GEヘルスケア・ジャパン本社営業本部長)は、ケアエリア・ソリューションについて述べた。各病院のニーズは多様化しているため、個別のソリューションが求められることから、予防、診断、治療、フォローの4点からソリューションを提供。特に、国内の認知症増加を受けて、早期画像診断と治療方法の確立に注力。画像診断においては、アミロイド・イメージングにより、アミロイドの蓄積の有無をもとに早期診断へつなげる。また、日本で初めて複数のPETトレーサーの合成を可能とした装置「FAST lab TM 合成機」も提供している。差別化された同社のアプローチでユーザの真のパートナーを目指すという。