セント・ジュード・メディカル、事業戦略説明会を開催

category:取材速報
2015.04.23
マイケル・T・ルソー氏
笹井英孝氏
会場の様子
セント・ジュード・メディカル(株)は、2015年4月16日、汐留シティセンター(東京都港区)にて事業戦略説明会を開催した。
はじめに笹井英孝氏(同社日本代表)より開会の挨拶があり、次いでマイケル・T・ルソー氏[同社最高執行責任者(COO)]より、日本の超高齢化社会のニーズに応える医療イノベーション推進のための同社の事業戦略に関する説明が行われた。
同社は1976年の創設以来、グローバル医療機器カンパニーとして、アブレーション技術や植込み型ペースメーカを用いる心血管疾患の領域で先進的なテクノロジーの開発による治療効果の向上を目指しており、高齢化に伴う不整脈、心不全、慢性疼痛、運動障害等の疾患の世界的な増加に対し、革新的な医療テクノロジーや治療法の創出に挑戦する遠大なビジョンを掲げている。
そのビジョンを実現するため同社では、企業買収を積極的に行うことで世界中の製品やテクノロジーと企業を統合。心臓病と神経疾患に対する包括的ソリューションを提供するため積極的な投資を行う一方で、過去10年間にわたり年間売上高の12%以上を毎年、R&D(研究開発)に費やしてきた。
こうした企業努力の結果、同社では心不全の管理における肺動脈圧力モニタリング技術の最新型となる「ワイヤレス・センシング」、光干渉断層撮影(OCT)、脊椎刺激療法・脳深部刺激療法といった各種医療機器・テクノロジーを実現した。その成果として心不全においては入院を37%低減、脳卒中においてはリスクを低減しつつICD/CRT-D患者の総支出を17%削減。血管疾患においては想定外の緊急血管再生のリスクを86%低減し、慢性疼痛においては治療初期段階で管理できるようになることが治療のコストを引き下げることができるとしている。
「弊社のプロダクトポートフォリオは、急速に高齢化の進む日本社会に蔓延する心不全や血管疾患、慢性疼痛、運動障害といった各種の疾患に対する治療法を変革することが可能と考えている」と、同氏は説明会を締めくくった。
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